衝撃!日本人の英語力はずば抜けて低かった!その理由とは?

日本人は英語が苦手というのは有名な話です。

そりゃアジア人なんだから当たり前でしょ?

そう思っている人はとても多いのではないかと思います。

日本語とは語順も違うし、漢字や平仮名はアルファベットとは程遠いものです。

しかし、他のアジアの国々と比べてみた場合はどうでしょうか。

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日本人の英語力をアジア諸国と比較すると?

んー。他のアジアの国々よりは英語は出来るんじゃないの?日本は教育水準も高いし。

そうお考えの人がほとんどかと思いますし、私もこれまではそう思っていました。

しかし、仕事や旅行でアジアの国々をいくつも訪れて、非常に驚きました。

シンガポールやインド、香港あたりは英語が得意なのはまあ分かります。

しかし、タイやバングラデシュ、ベトナムなど、直接的には英語に縁が無さそうな国々でも、みんな日本人よりも圧倒的に英語が上手いんです。

いやー。本当にこれは衝撃的でした。

改めて、色々と調べてみたのですが、以下のような調査結果が見つかりました。

TOEFLの2017年度の平均点が国別に集計されたものが以下のPDFに載っています。

14~15ページをご覧ください。
http://www.ets.org/s/toefl/pdf/94227_unlweb.pdf

簡単に集計結果をまとめますと、ヨーロッパ諸国は軒並み90点台、アメリカ大陸諸国は軒並み80点台が平均点のようです。

アジアだけを抜粋して並べると、以下のようになります。


2017年度TOEFLの国別平均点

シンガポール 97点
インド 94点
パキスタン 92点
マレーシア 91点

フィリピン 89点
香港 88点
バングラデシュ 87点
インドネシア 85点
スリランカ 85点
カザフスタン 84点
アゼルバイジャン 83点
韓国 83点
北朝鮮 83点
台湾 82点
ベトナム 82点
ネパール 81点
ミャンマー 80点

ウズベキスタン 79点
中国 79点
タイ 78点
トルクメニスタン 78点
キルギス 77点
モンゴル 77点
マカオ 76点
カンボジア 72点
アフガニスタン 71点
日本 71点

タジキスタン 66点

ラオス 59点

なんじゃこりゃ!かなり衝撃的な結果です。
やはり、日本人はずば抜けて英語が出来ないんですね。

アジアで日本より平均点の低い国はタジキスタンとラオスだけです。

アフガニスタンとは同点ですね。

国によってはTOEFLの受験者層、つまり母集団が違うので一概には言えないかもしれません。

それでもここまで大きな差が付いているということは、これが日本人の英語スキルの低さを如実に表しているのだと思います。

ここではTOEFLについて見てきましたが、TOEICでの比較については以下のページへどうぞ。
>>TOEICの年齢別・国別平均スコアは?公式試験データをまとめてみた

こんなにも日本人が英語を苦手とする理由は?

さて、なぜ日本人がここまで英語を苦手とするのか、その理由について考えていきたいと思います。

日本語と英語では語順が違うことが理由なのでしょうか?

英語は「主語⇒動詞⇒目的語」の順番ですが、日本語は「主語⇒目的語⇒動詞」の順番です。

この文法の問題が、日本人が英語を苦手とする理由になるのでしょうか?

答えは「No.」です。

韓国語の語順も、日本語と同じように「主語⇒目的語⇒動詞」の順ですが、上記のTOEFLスコアは比較的高いスコアをマークしています。

では、英語の学習開始時期が遅いことが原因なのでしょうか。

これまでは中学校から英語学習が始まりましたが、現在は小学校から英語学習が開始されるようになっていますが、それでもまだ、他のアジア諸国よりもタイミングとしては遅いです。

この学習開始時期の問題が、日本人が英語を苦手とする理由になるのでしょうか?

こちらも、答えは「No.」です。

英語の学習時期が数年間前後したとしても、大人になってからの英語能力に大きな差は無いという研究結果も出ています。

英語が苦手な理由は「日本は教育水準の高い経済大国だから」

日本人が英語を苦手とするのは、「日本は古くから教育水準が高く、経済大国でもあるから」というのが大きな理由だと思っています。

ん?全くもって意味が分からないよ。

そう思われる方も多いかと思いますので、順を追って説明していきます。

江戸時代に日本に来た欧米諸国の人々は、日本人の識字率の高さや教育水準の高さに、非常に驚いたそうです。

日本は昔から寺子屋などがきちんと整備され、教育水準の高い国だったんですね。

明治時代以降、欧米からは化学、物理学、数学、経済学などなど、様々な学問の本が日本に輸入され、日本語に翻訳して出版されてきました。

現在では、私たちはほぼ全ての学問を、大学レベルの非常に高度な知識まで日本語を使って勉強することができます。

まあ当然と言えば当然ですね。

しかしこれ、アジアのほとんどの国では当然ではないんです。

高度な学術書や大学の講義は英語で、という国が非常に多く、英語を勉強せざるを得ない状況になっています。

大学レベルの難易度の高い学問の書籍が、自国の言語で出版されているなんてことは珍しいですし、国によっては小学生のうちから算数や理科は英語で教えられています。

日本は古くから勉強熱心な国だったので、学術書を日本語に翻訳して出版すれば売れました。
そのため、色々な学問の知識が自国語で蓄積されてきました。

しかし勉強熱心ではない、そもそも需要が無いような国では、翻訳して出版なんかされないので、結果として英語で学問の知識が蓄積されてきたんですね。

日本語という自国語だけで、高度な学問を学べてしまうことについては、昔の人々に感謝してもし切れません。

しかし、英語力という点だけから見れば、日本人の勉強熱心さが逆に仇になってしまったのかもしれませんね。

また、人口がそこそこ多くて内需の大きい経済大国という点も、日本人が英語を苦手とする理由の1つだと思っています。

日本という国の持つ需要の規模が大きいため、英語のものは全て日本語に翻訳されてから日本国内で消費されます。

もし人口の少ない小国であれば、自国語に翻訳されずに英語のまま国内に入ってくるでしょうね。

国が経済的に安定しているという点も、大きな理由の1つです。

フィリピンなんかは国の経済事情が悪く、他の国に出稼ぎに出る人の割合が非常に多くなっています。

その点、日本であれば内需も大きく、国内でちゃんと仕事もあるので、出稼ぎに出る必要なんてありません。

このように、一生日本から出ずに生活できてしまうことも、英語力が低い理由の一つです。

まとめ

以上、日本人の英語力についてつらつらと書いてきました。

何でも日本語で与えられて、死ぬまで日本語しかできなくても何ら不自由無く生活できる環境が、結果として日本人の英語力を低下させています。

これが良いのか悪いのかは一概には言えません。

ただ、英語を上達させるためにはぬるま湯な環境を抜け出して、自ら英語を使わざるを得ない状況に身を置くことが一番効果的だということが分かりますね。

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