文系の高校生が重点的に勉強すべき科目は英語?国語?それとも社会?

このページでは、文系の高校生が力を入れて重点的に勉強するべき科目について解説しています。

どの科目も満遍なく同じように時間を掛けて勉強を進めるという戦略も、もちろん選択肢の一つではあります。

しかし、勉強して成績が伸びやすい科目とそうでない科目がありますので、限りある勉強時間を戦略的に配分していく必要があります。

また、将来の人生や仕事においてとても役に立つ科目もあれば、あまり役に立たない科目もあります。

出来ることなら、将来の役に立つ勉強に時間を掛けていきたいですよね。

いったい、どの科目が将来の役に立つのでしょうか。

文系の高校生が重点的に勉強するべき科目

さて、文系の高校生の場合、どの科目を重点的に補強すれば良いのでしょうか。

先に結論を言ってしまいますが、

大学受験で他の受験生に差を付けることを第一に考える場合は「数学」
今後の人生や仕事で必要なものを身に付けることを第一に考える場合は「英語」

が答えになるかと思います。

数値に強くなり、さらに英語にも強くなれれば、将来的にはMBAやUSCPA(米国公認会計士)というキャリアも選択肢に入ってきます。

これらについては、別途以下のページで解説しています。
>>MBA?それともUSCPA?転職やキャリアアップに役立つのはどっち?
>>USCPA挑戦のススメ!英語を学びつつ米国公認会計士資格も取得しよう

大学受験で差を付けたいのであれば「数学」を勉強すべき

まずここでは、大学受験で良い結果を残すことだけを考えてみましょう。

通常、大学受験は複数科目の合計得点で合否が決まります。

科目の中には、勉強すれば点が伸びる科目と、勉強してもそんなに点が伸びない科目があります。

もちろん、勉強すればするほどライバルに点差を付けることができる科目を重点的に勉強する方が、勉強をやってもやっても点差が付かない科目に時間を掛けて勉強するよりも効率的ですね。

さて、点差が付きやすい科目とは、一体どの科目でしょうか。

模試の受験結果の紙などで「標準偏差」という言葉を見たことがあるかと思います。

これまで、特にこの数値を気に留めたことは無いかと思いますが、標準偏差が大きければ大きいほど、「点数のバラつきが大きい」ということを意味します。

ちょっとセンター試験の実施結果を見てみましょう。


センター試験の結果例(平成30年度)

以下の数値は、平成30年度センター試験の実施結果から抜粋したものです。
なお、比較のベースを合わせるために平均点と標準偏差は100点満点に換算したものです。

国語 平均点:52/100 標準偏差:17.47
日本史B 平均点:62/100 標準偏差:16.70
現代社会 平均点:58/100 標準偏差:17.00
数学2B 平均点:51/100 標準偏差:22.63
化学 平均点:61/100 標準偏差:21.97
英語 平均点:62/100 標準偏差:20.60

数学は標準偏差が非常に大きく、国語や社会は小さいことが分かるかと思います。

つまり、数学は勉強しただけ差が付きやすい科目だが、国語や社会は差が付きにくいということです。

これは平成30年度のデータですが、他の年度も大体同じような傾向があるようですね。

特に数学は、大問の1番目が間違ってしまうと芋づる式に全部の問題が不正解になってしまうので、出来る人と出来ない人で点差が付きやすい科目です。

逆に国語は、現代文のような科目は勉強しても点数が上がりにくく、出来ない人でもそこそこの点数を取れてしまうということがなんとなく分かるかと思います。

社会も、ある程度一般常識だけで点が取れてしまうので、頑張っても差が付きにくい科目ですね。

そのため、文系の高校生で大学受験で良い結果を残したい、ライバルに差を付けたいと考えているのであれば、「数学」を一生懸命勉強しましょう。

数学が苦手だから文系に進んだという人も多いとは思いますが、周りもみんな苦手です。

だからこそ、少し勉強すれば面白いくらいに点数が伸び、偏差値も上がるかと思います。

もちろん、私立大学などは数学が必要無い学部・学科もありますので、志望校の必須科目と配点はチェックしておいてくださいね。

今後の人生や仕事で武器にしやすいのは「英語」

さて、これまでの大学受験の話は一旦横に置いておいて、今後の人生の中で役に立つ科目は何でしょうか。

これは誰が何と言おうと、絶対に「英語」です。

文系の高校生が普通に大学に入って、普通に就職をすると想定してみましょう。

まさに私自身が良い例です。

まず国語ですが、高校での現代文や古文、漢文が日常生活や仕事で役に立ったかというと、全くそんな記憶はありません。

強いて言えば、漢文の知識があったために、中国語を新しく勉強したときに少しだけ楽だったといった程度でしょうか。

数学はどうでしょうか。

私は大学受験に向けて数学を重点的に勉強していましたが、メリットとしては大学で講義に出ずとも数学の単位が取れた程度です。

まず日常生活や仕事では、三次関数のような小難しい知識を使うことはありません。

ギャンブルやゲームで確率の知識を多少使うくらいでしょうか。

理科は化学・物理を履修していましたが日常生活や仕事では全く使いませんし、社会は地理の知識が海外旅行のときに役立つ程度です。

それらと比較すると、英語はどうでしょうか。

まず、就職活動のときには英語の能力をきっちりとチェックされます。

TOEICというマークシート式の英語の試験があるのですが、だいたいどこの会社もTOEICの点数を履歴書に書かせてくるか、面接で聞いてきます。

もちろん、TOEICのスコアが良ければ良い企業に入って、結果的に良いお給料を貰えるので、高校時代からの英語学習の積み重ねが、しっかりと跳ね返ってきます。

なぜ、こんなに英語の力ばかりチェックされるのでしょうか。

答えは簡単。

会社に入ってからも英語をたくさん使うからです。

グローバル化が進んでいるこのご時世、そこそこの規模の会社であれば、ビジネスに英語が絡んでこないなんてことはあり得ません。

メーカーであれば工場を海外にバンバン作っていますし、サービス業であっても日本語を話せないお客さんが増えていますので、英語のスキルは必要になります。

一日中オフィスで勤務しているこの私でさえ、一日何通かの英文メールを読み書きしています。

いやー。社会人になってやっと気付きましたが、本当に英語って大切ですよ。

まとめになりますが、高校時代は大学受験のために数学と英語に特に力を入れて勉強しましょう。

そして、大学に進学したら専攻の勉学に励みつつ、就職活動も見据えて英語の勉強にシフトするのが一番理想的かと思います。

英語が苦手な人も多いかと思いますが、英語はしょせん「言葉」です。

やれば誰だって出来るので、頑張ってくださいね。

まとめ

以上、文系の高校生が力を入れて重点的に勉強するべき科目について解説してきましたが、いかがでしたか。

高校での勉強は数学と英語が鍵になります。

入試で点差が付きやすく今後の人生にも役立つ科目ですので、これらの2科目を重点的に勉強することをおすすめします。

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