このページでは、高校生のためのおすすめ英語勉強法を紹介していきます。
英語を「苦手」とする人が英語を「得意」に変えるための勉強法・コツを紹介していきますので、是非参考にしていただければと思います。
以下のページも参考にしてみてくださいね。
>>リクルートの学習アプリ、「スタディサプリ」のコスパが素晴らしい!
高校生が苦手意識を克服するための勉強法とは
まず結論から先に言うと、高校英語は語彙力(イディオム)が全てです。
まずは、単語帳を1冊全部丸暗記してみてください。
間違いなく、目の前の世界が大きく変わるかと思います。
なお、単語帳については以下のページで解説しています。
>>英単語帳はどう選ぶ?ターゲット、システム英単語、速読英単語を徹底比較
語彙力は英語の基本です。
単語を覚えてしまうことで、英文を読むスピードが飛躍的に上昇しますので、時間が掛かる文法問題や長文問題についても余裕を持って解くことができるようになります。
例えば、長文読解の問題の中に次のような文章があったとします。
「If I had got his consent, I would have gone to grocery.」
「もし彼の同意を得ていれば、私は食料品店に行ったことだろう。」という意味です。
仮定法過去完了の文章ですね。
もしこの文章を、仮定法過去完了の文法知識はあるけど語彙力がない人が和訳したらどうなるでしょうか。
「もし彼のコンセントを手に入れていれば、私はgroceryに行ったことだろう。」となるかと思います。
consentをコンセントと訳してしまい、groceryの意味も分からないため、結果として英文の意味は掴めません。
一方で、仮定法過去完了の文法知識はないけれど語彙力はある人が和訳したらどうなるでしょうか。
「もし彼の同意を得たら、私は食料品店に行った。」というような和訳になるように思います。
仮定法過去完了のニュアンスを正確に掴んだ訳にはなっていないかも知れませんが、おおむね文章の意味は理解できますね。
長文読解の問題を解く上では、もちろん後者の方が都合が良いですね。
前者だと文意が全く分からない上に、意味を考えこんでしまうことで時間もロスしてしまうので、やはり「語彙力は英語の基本」となります。
英単語の暗記は出来るだけ早期に始めよう
単語帳の暗記は出来れば高校1・2年生のうちに始めておくことをおすすめします。
長い時間を掛けて少しずつ定着させていった方が、記憶に残りやすいというのも理由の1つですが、もう1つ大きな理由があります。
それは、高校1・2年生のうちの方が成績が上がりやすいからです。
勉強をして成績が上がれば勉強が楽しくなりますが、もし成績が上がらなければ苦痛ですよね。
高校3年生になるとみんな受験勉強を始めているので、勉強しても成績は上がりにくくなります。
逆に高校1・2年生のうちは、勉強すれば面白いように点数や偏差値が上がるので、早めに始める方がモチベーションの維持にも繋がるかと思います。
どの単語帳を選べば良いの?
最後に単語帳ですが、ターゲット1900、システム英単語、速読英単語など、メジャーな英単語帳の中であればどれを選んでも問題ありません。
東大・京大・国立医学部の受験生であればこれらの英単語帳だけでは不安かも知れませんが、それ以下のレベルであればこれらの英単語帳だけで充分かと思います。
また、単語帳は1冊に絞って、その1冊を完璧に覚えるようにしましょう。
複数の単語帳に手を出すと、どれも中途半端になってしまう可能性が高くなります。
もし複数の単語帳に手を出すのなら、1つ目の単語帳を完璧に仕上げてから2冊目に取り掛かりましょう。
単語帳については、以下のページもご覧ください。
>>英単語帳はどう選ぶ?ターゲット、システム英単語、速読英単語を徹底比較
まとめ
以上、苦手を克服するための勉強法でした。
繰り返しになりますが、英語の基本は語彙力なので、まずはひたすら単語暗記に取り組むようにしましょう。
以下のページに単語暗記に関する情報をまとめておりますので、こちらもご覧ください。
>>一度覚えたら忘れない、英単語の効率的な暗記方法とは?