英語ができない高校生必見!英語の苦手を克服するためのおすすめ勉強法

このページでは、英語ができない、英語が苦手な高校生のためのおすすめ英語勉強法を紹介していきます。

英語を「苦手」とする人が、英語を「得意」に変えるための勉強法・コツを紹介していきますので、是非参考にしていただければと思います。

以下のページも参考にしてみてください。
>>リクルートの学習アプリ、「スタディサプリ」のコスパが素晴らしい!
>>文系の高校生が重点的に勉強すべき科目は英語?国語?それとも社会?

英語ができない高校生が苦手を克服するための勉強法

結論から先に言うと、高校英語は語彙力(イディオム)が全てです。

まずは、単語帳を1冊全部丸暗記してみてください。

そうすれば、間違いなく目の前の世界が大きく変わるかと思います。

以下で紹介している英単語帳から1冊選び、騙されたと思って丸暗記してみてください。
>>英単語帳はどう選ぶ?ターゲット、システム英単語、速読英単語を徹底比較

私も高校の初めの頃は英語が全くできず、強い苦手意識を持っていました。

しかし、英単語ターゲット1400を1冊仕上げる頃には英語への苦手意識は消えてなくなり、長文問題もすらすら解けるようになっていました。

最終的に、大学受験においては英語が大きな武器となり、センター試験(共通テスト)ではほぼ満点を取ることができています。

やはり、言語の基本は語彙力です。

単語を覚えてしまうことで英文を読むスピードが飛躍的に上昇するので、長文問題も時間に余裕を持って解くことができ、結果として全体の得点が上がるようになります。

ちょっと、以下の例について考えてみましょう。

例えば、長文読解の問題の中に次のような文章があったとします。

「If I had got his consent, I would have gone to grocery.」

「もし彼の同意を得ていれば、私は食料品店に行ったことだろう。」という意味です。

仮定法過去完了の文章ですね。

もしこの文章を、仮定法過去完了の文法知識はあるけど語彙力がない人が和訳したらどうなるでしょうか。

「もし彼のコンセントを手に入れていれば、私はgroceryに行ったことだろう。」となるかと思います。

consentをコンセントと訳してしまい、groceryの意味も分からないため、結果として英文の意味は全く掴めません。

これでは、長文読解をしていてもストーリーがさっぱり掴めないかと思います。

一方で、仮定法過去完了の文法知識はないけれど語彙力はある人が和訳したらどうなるでしょうか。

「had」や「would」の訳し方はよく分からないけど、「もし彼の同意を得たら、私は食料品店に行った。」という程度の訳はできるかと思います。

仮定法過去完了のニュアンスを正確に掴んだ訳にはなっていませんが、概ね文章の意味は理解できますね。

長文読解の中でも、細かな意味は分からなくても大体のストーリーは掴めるかと思います。

長文読解の問題を解く上では、もちろん後者の方が都合が良いですね。

前者だと文意が全く分からない上に、意味を考えこんでしまうことで時間もロスしてしまうので、やはり「語彙力は英語の基本」となります。

繰り返しになりますが、英語ができない高校生、英語が苦手な高校生は、騙されたと思って単語帳を1冊しっかりと仕上げてみてください。

本当に世界が変わります。

英語への苦手意識は高校1・2年生のうちに克服しよう

単語帳の暗記は出来れば高校1・2年生のうちに始めておくことをおすすめします。

長い時間を掛けて少しずつ定着させていった方が、記憶に残りやすいというのも理由の1つですが、もう1つ大きな理由があります。

それは、高校1・2年生のうちの方が成績が上がりやすいからです。

勉強をして成績が上がれば勉強が楽しくなりますが、もし成績が上がらなければ苦痛以外の何物でもないですよね。

高校3年生になるとみんな受験勉強を始めるので、いくら勉強しても成績は上がりにくくなります。

逆に高校1・2年生のうちは、勉強すれば面白いように点数や偏差値が上がるので、早めに始める方がモチベーションの維持にも繋がるかと思います。

正直、国語や数学、社会、理科の知識は大人になるとほとんど使いません。(人にもよりますが。。。)

しかし、英語は大学生になっても社会人になっても必要で、一生使える重要なスキルになります。

部活などで忙しい時期かと思いますが、将来楽をするためにも高校生のうちに英単語を頑張って覚えておきましょう。

英語が苦手な高校生におすすめの英単語帳

最後に単語帳ですが、ターゲット1900、システム英単語、速読英単語など、メジャーな英単語帳の中であればどれを選んでも問題ありません。

私はターゲットを使っていたのでターゲット推しですが、他の2冊も良書なので、しっくり来るものを使えば良いかと思います。

なお、ターゲットについては以下のページで詳しく紹介しています。
>>「ターゲット1900」と「ターゲット1400」の違いは?どう選ぶべき?

英単語ターゲット1900

システム英単語

速読英単語 必修編

東大・京大・国立医学部の受験生であればこれらの英単語帳だけでは不安かも知れません。

しかし、それ以下のレベルを志望する大半の高校生であれば、これらの英単語帳1冊だけで充分かと思います。

また、単語帳は1冊に絞って、その1冊を完璧に覚えるようにしましょう。

複数の単語帳に手を出すと、どれも中途半端になってしまう可能性が高くなります。

もし複数の単語帳に手を出すのなら、1つ目の単語帳を完璧に仕上げてから2冊目に取り掛かりましょう。

単語帳については、以下のページもご覧ください。
>>英単語帳はどう選ぶ?ターゲット、システム英単語、速読英単語を徹底比較

まとめ

以上、英語のできない高校生が苦手を克服するための勉強法でした。

繰り返しになりますが、英語の基本は語彙力です。

まずはひたすら単語暗記に取り組むようにしましょう。

不思議と英文がすらすら読めるようになり、きっと英語の勉強が楽しくなってくるかと思います。

以下のページに単語暗記に関する情報をまとめておりますので、こちらもご覧ください。
>>一度覚えたら忘れない、英単語の効率的な暗記方法とは?
>>英語学習に適したディズニー映画をまとめてみた