このページでは、「手」や「腕」の部位を意味する英語である「hand」「arm」「palm」などの違いを解説していきます。
普段から馴染みのある英単語が多いかもしれませんが、具体的に手や腕のどの部分を意味するのか詳しく見ていきましょう。
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「hand」と「arm」の違い
それでは早速、手や腕の部位を表す英語・英単語を紹介していきます。
まずは、最も使用頻度の高い「hand」と「arm」の違いから見ていきましょう。
hand(ハンド)
⇒ 手首から指先まで
「hand」は日本語に訳すと「手」となり、手首から先の部分のことを意味します。
石鹸の一種として「ハンドソープ(hand soap)」というものがあるかと思います。
これは基本的には手首から先を洗うためのものですね。
また、握手のことは「ハンドシェイク(handshake)」と言います。
握手するとき、普通は手首よりも先しか使いませんよね。
このように、私たちの身近にある英単語と関連付けることで覚えやすくなるかと思います。
arm(アーム)
⇒ 手首から肩まで
「arm」は日本語に訳すと「腕」となり、手首から肩までの部分のことを言います。
例えば、腕相撲のことは「アームレスリング(Armwrestling)」と言います。
腕相撲にとって重要なのは手のひらの筋肉ではなく、手首よりも上にある前腕や上腕の筋肉ですね。
また、ひじ掛けが付いた椅子のことは「アームチェア(arm chair)」、腕を休めるためのひじ置きのことは「アームレスト(armrest)」とも言いますね。
その他、機械の「ロボットアーム(robot arm)」をイメージしても良いかと思います。
手や腕の部位を意味する英語一覧
次に、その他の手や腕の部位を表す英語・英単語について解説していきます。
指先から肩まで、順番に紹介していきます。
finger(フィンガー)
⇒ 指
「finger」は「指」という意味です。
なお、それぞれの指の呼び方は以下の通りです。
thumb(サム)
⇒ 親指
「thumb」は「親指」という意味です。
手を握って親指を立てる「Good」のジェスチャーは、「サムズアップ(thumbs up)」と言います。
また、動画や文書を縮小表示した画像のことを「サムネイル(thumbnail)」と言いますが、親指の爪のように小さい画像という意味です。
index finger(インデックスフィンガー)
⇒ 人差し指
「index finger」は「人差し指」のことで、「index」とは「指し示すこと、索引」という意味の名詞です。
その他にも、「first finger」「pointer finger」「forefinger」とも呼ばれています。
親指はあくまで「thumb」であって「finger」には含まれないため、人差し指を「first」として順番に数えていくという考え方です。
middle finger(ミドルフィンガー)
⇒ 中指
真ん中にある指なので「middle finger」ですね。
その他、「second finger」や「long finger」とも呼ばれています。
ring finger(リングフィンガー)
⇒ 薬指
結婚指輪をつける指なので、「ring finger」と言います。
人差し指から数えると3番目の指なので、「third finger」という名称もあります。
pinkie(ピンキー)
⇒ 小指
「pinky」とも記載され、小指につける指輪のことは「ピンキーリング(pinkie ring/pinky ring)」と言います。
その他、「forth finger」や「little finger」といった呼び方もあります。
fingernail(フィンガーネイル)
⇒ 指の爪
「nail」だけでも通じますが、足指の爪のことも「nail」と言います。
区別したい場合は、手の指の爪のことは「fingernail」、足指の爪のことは「toenail」と表現しましょう。
fingerprint(フィンガープリント)
⇒ 指紋
「fingerprint」とは「指紋」のことです。
なお、「print」という英単語は、名詞では「印刷、模様、跡」という意味があります。
palm(パーム)
⇒ 手のひら
「手のひら」のことは英語では「palm」と言い、植物のヤシのことも同じ「palm」という単語で表現します。
ちなみに、アイスクリームの「パルム」は「PARM」で少しスペルが違いますが、こちらは手のひらという意味のイタリア語である「palma」に由来しています。
palm lines(パームラインズ)
⇒ 手相
手のひらに刻まれている「手相」は、英語では「palm lines」と言います。
指紋は「模様」という意味の「print」を使いましたが、手相は「線」という意味の「line」で表現します。
また、手相を見ることは「palm reading」となります。
back of the hand(バックオブザハンド)
⇒ 手の甲
「手の甲」については1単語で表現することはなかなか難しく、「back of the hand」となります。
直訳すると、「手の裏側」という意味になりますね。
wrist(リスト)
⇒ 手首
「wrist」というスペルは間違えやすいので注意しましょう。
スポーツのときなどに手首に付けるバンドのことを、「リストバンド(wristband)」と言いますね。
forearm(フォアアーム)
⇒ 前腕
手首からひじにかけての「前腕」のことは、英語では「forearm」と言います。
「lower arm」と表現されることもありますが、こちらはあまり一般的ではありません。
elbow(エルボー)
⇒ ひじ
「ひじ」のことは「elbow」と言います。
格闘技においては「ひじ打ち、ひじ鉄」という意味でも使われます。
upper arm(アッパーアーム)
⇒ 上腕
上腕、つまり二の腕のことは「upper arm」と表現します。
ちなみに、上腕二頭筋のことは「biceps muscle」と言います。
shoulder(ショルダー)
⇒ 肩
腕の付け根である「肩」のことは、「shoulder」と言います。
なお、肩掛けカバンのことは「shoulder bag」や「crossbody bag」とよく表現されます。
おまけ:手や腕に関連する英語一覧
以上、手や腕の部位に関する英語を紹介してきました。
最後に、覚えておくと便利な手や腕に関連する英語もいくつか紹介しておきます。
fist(フィスト)
⇒ こぶし
「握りこぶし」のことは、英語では「fist」と言います。
5本の指を全て折り曲げた状態のことですね。
peace sign(ピースサイン)
⇒ ピースサイン
写真を撮るときに行う「ピース」は、そのまま「peace sign」で大丈夫です。
和製英語のように思えるかもしれませんが、英語でもそのままで問題無く通じます。
thumbs up(サムズアップ)
⇒ 親指を立てるポーズ
手を握って親指を立てる「Good」のジェスチャーは、「thumbs up」と言います。
最近では、「いいね!」ボタンにもよく使われているポーズですね。
まとめ
以上、手や腕を意味する英語・英単語を紹介してきましたが、いかがでしたか?
このページが皆さんの参考になれば幸いです。
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