このページでは、アリストテレスの名言や格言を英語で紹介しています。
アリストテレスは古代ギリシャの哲学者で、プラトンの後継者や「万学の祖」としても知られています。
哲学に関する名言を数多くまとめておりますので、是非あなたのお気に入りのフレーズを探してみてくださいね。
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アリストテレスの英語名言・格言一覧まとめ
それでは、アリストテレスの名言や格言を英語で紹介していきます。
日本語、英語、簡単な解説を併記していますので、是非英語学習に活用してみてくださいね。
友人は二番目の自己である。
⇒ A friend is a second self.
とても深い、アリストテレスの名言ですね。
「self」は、「自己、本人、自我」という意味の名詞です。
皆の友達は誰の友達でもない。
⇒ A friend to all is a friend to none.
友達も、量より質が大切だということですね。
「none」は、「誰も~ない」という意味の代名詞です。
偉大な都市を人口の多い都市と混同されるべきではない。
⇒ A great city is not to be confounded with a populous one.
「confound」は、「取り違える、当惑する」という意味の動詞です。
全ての地震と災害は警告だ。この世界には腐敗が多すぎる。
⇒ All earthquakes and disasters are warnings. There’s too much corruption in the world.
「corruption」は、「腐敗、汚職、堕落」という意味の名詞です。
生まれつき全ての人々は知識を望んでいる。
⇒ All men by nature desire knowledge.
「by nature」は、「生来、生まれつき」という意味です。
全ての人が、確立されているものではなく正しいものに従うように努めるべきだ。
⇒ All persons ought to endeavor to follow what is right, and not what is established.
「endeavor」は、「努める、努力する」という意味の動詞です。
また、「established」は「確立された、定着した」という意味の形容詞です。
最高の状態では、人間はあらゆる動物の中で最も気高い。 法と正義から切り離されると、人間は最悪である。
⇒ At his best, man is the noblest of all animals. Separated from law and justice he is the worst.
「noble」は、「貴族の、気高い、高潔な」という意味の形容詞です。
恥じらいは若者に彩りを与えるものであるが、老年にとっては恥辱である。
⇒ Bashfulness is an ornament to youth, but a reproach to old age.
「ornament」は「飾り、装飾品」、「reproach」は「非難、恥辱」という意味の名詞です。
好機ではなく選択があなたの運命を決定付ける。
⇒ Choice not chance determines your destiny.
「determine」は、「決定する、決心する」という意味の動詞です。
尊厳とは名誉を得ることではなく、私たちがそれに値すると意識することにある。
⇒ Dignity does not consist in possessing honors, but in the consciousness that we deserve them.
「dignity」は「尊厳、威厳」、「consciousness」は「意識、知覚」という意味の名詞です。
距離は友情を完全に壊すのではなく、その活動のみを壊す。
⇒ Distance does not break off the friendship absolutely, but only the activity of it.
「absolutely」は、「完全に、絶対に」という意味の副詞です。
心を教育することなく精神を教育することは、まったく教育ではない。
⇒ Educating the mind without educating the heart is no education at all.
「no/not ~ at all」は、「まったく~ない」という意味です。
平等とは、同じような人々に対して同じ扱いをすることにある。
⇒ Equality consists in the same treatment of similar persons.
現代の私たちにとっても、ちょっと考えさせられるアリストテレスの名言ですね。
「consists in ~」は、「~にある、存する」という意味です。
たとえ人々が何度私を欺こうとしても、どこかに誰か私の信頼に値する人がいることを信じるつもりだ。
⇒ Even that some people try deceived me many times, I will not fail to believe that somewhere, someone deserves my trust.
「deceive」は、「欺く、騙す」という意味の動詞です。
法律が作成されたとしても、それらは常に変更されないままであるべきではない。
⇒ Even when laws have been written down, they ought not always to remain unaltered.
「unaltered」は、「変わらない、不変の」という意味の形容詞です。
恐怖とは悪の予知から生じる痛みである。
⇒ Fear is pain arising from the anticipation of evil.
「anticipation」は、「予知、予期、予測」という意味の名詞です。
若い頃に形成された良い習慣は全ての違いを生む。
⇒ Good habits formed at youth make all the difference.
「habit」は、「習慣、癖」という意味の名詞です。
偉人には、常に元々憂鬱な気質がある。
⇒ Great men are always of a nature originally melancholy.
「melancholy」は、「憂鬱、哀愁」という意味の名詞です。
幸福とは私たち次第である。
⇒ Happiness depends upon ourselves.
「depend on/upon ~」は、「~に頼る、~次第である」という意味です。
良い部下になることができない人は、良いリーダーになることはできない。
⇒ He who cannot be a good follower cannot be a good leader.
「follower」は、「追随者、部下、ファン」という意味の名詞です。
自らの恐怖に打ち勝った人は本当に自由になるだろう。
⇒ He who has overcome his fears will truly be free.
「overcome」は、「克服する、打ち勝つ」という意味の動詞です。
良い支配者になる人は、最初は支配されていたに違いない。
⇒ He who is to be a good ruler must have first been ruled.
支配される側の気持ちを知らないと、なかなかうまく支配できないというアリストテレスの名言ですね。
「ruler」は、「支配者、統治者、定規」という意味の名詞です。
希望とは目を覚ましながら見る夢である。
⇒ Hope is a waking dream.
「wake」は、「目が覚める、起きている、気付く」という意味の動詞です。
最も難しい勝利とは自分を超えることなので、私は敵を征服した人よりも自分の欲望に打ち勝った人の勇敢さを重視する。
⇒ I count him braver who overcomes his desires than him who conquers his enemies, for the hardest victory is over self.
「count」は、「数える、重要である、重視する」という意味の動詞です。
もしあなたが何かを理解しようとするならば、その始まりと変化を観察しなさい。
⇒ If you would understand anything, observe its beginning and its development.
「observe」は、「観察する、守る、気付く」という意味の動詞です。
民主主義では貧しい人はお金持ちよりも大きな力を持つだろう。なぜなら貧しい人の方が多く、大多数の意思が最も重要となるからである。
⇒ In a democracy the poor will have more power than the rich, because there are more of them, and the will of the majority is supreme.
「supreme」は、「最高の、最上位の」という意味の形容詞です。
自然のあらゆるものの中には、驚くべき何かがある。
⇒ In all things of nature there is something of the marvelous.
「marvelous」は、「驚くべき、不思議な」という意味の形容詞です。
貧困やその他の不幸な生活の中では、真の友達は信頼できる避難所である。
⇒ In poverty and other misfortunes of life, true friends are a sure refuge.
「refuge」は、「避難、保護、隠れ家」という意味の名詞です。
良い行動をするのは簡単だが、そのような行動をする習慣を身につけるのは簡単なことではない。
⇒ It is easy to perform a good action, but not easy to acquire a settled habit of performing such actions.
「acquire」は、「獲得する、身につける」という意味の動詞です。
戦争に勝つだけでは不十分だ。平和を構築することがより重要である。
⇒ It is not enough to win a war. It is more important to organize the peace.
「organize」は、「編成する、組織する」という意味の動詞です。
考え方を受け入れずに思考を楽しむことができるというのは、教養のある心のしるしである。
⇒ It is the mark of an educated mind to be able to entertain a thought without accepting it.
「mark」は、「印、点、記号」という意味の名詞です。
自分自身を知るということは、あらゆる知恵の始まりである。
⇒ Knowing yourself is the beginning of all wisdom.
哲学者のアリストテレスらしい名言ですね。
「wisdom」は、「知恵、叡智」という意味の名詞です。
学習は子供の遊びではない。私たちは苦痛なしに学ぶことはできない。
⇒ Learning is not child’s play. We cannot learn without pain.
「pain」は、「痛み、苦痛」という意味の名詞です。
愛は2つの身体に存在する1つの心から成る。
⇒ Love is composed of a single soul inhabiting two bodies.
「inhabit」は、「住む、存在する」という意味の動詞です。
本来、人間とは政治的な動物である。
⇒ Man is by nature a political animal.
「political」は、「政治の、行政の」という意味の形容詞です。
不幸は、実は友達ではなかった人を見せてくれる。
⇒ Misfortune shows those who are not really friends.
「misfortune」は、「不幸、不運」という意味の名詞です。
道徳的な美徳は習慣の結果として生じる。私たちはただ温和な行動をすることで温和になり、ただ勇敢な行動をすることで勇敢になる。
⇒ Moral excellence comes about as a result of habit. We become just by doing just acts, temperate by doing temperate acts, brave by doing brave acts.
「temperate」は、「温和な、穏やかな」という意味の形容詞です。
あらゆる種類の美徳の中では、自由主義が最も愛されている。
⇒ Of all the varieties of virtues, liberalism is the most beloved.
「liberalism」は、「自由主義、改革主義」という意味の名詞です。
神でさえも出来ないこととは、既に起こったあらゆることをやり直すことだ。
⇒ One thing alone not even God can do, to make undone whatever hath been done.
「hath」は、古語英語で「has」という意味です。
哲学は人々を病気にさせることができる。
⇒ Philosophy can make people sick.
「philosophy」は、「哲学、原理」という意味の名詞です。
楽しみは仕事に完全さをもたらす。
⇒ Pleasure in the job puts perfection in the work.
日本語で言うと「好きこそものの上手なれ」という意味の、アリストテレスの名言ですね。
「pleasure」は、「楽しみ、喜び」という意味の名詞です。
詩は普遍的なものを表し、歴史は特定のものだけを表すので、詩は歴史よりも優れていて哲学的である。
⇒ Poetry is finer and more philosophical than history, for poetry expresses the universal, and history only the particular.
「universal」は、「宇宙の、世界中の、普遍的な」という意味の形容詞です。
貧困とは、革命と犯罪の親である。
⇒ Poverty is the parent of revolution and crime.
「poverty」は、「貧乏、貧困、欠乏」という意味の名詞です。
賢明な人の狙いとは、喜びを確保することではなく苦しみを避けることである。
⇒ The aim of the wise is not to secure pleasure, but to avoid pain.
「aim」は、「目的、目標、狙い」という意味の名詞です。
教育を受けた人と受けていない人は、生きている人と死んでいる人と同じくらい異なるものだ。
⇒ The educated differ from the uneducated as much as the living from the dead.
「the + 形容詞」は「~な人、~なもの」という意味で、名詞のように用いることが出来ます。
所有者の数が多ければ多いほど、共有財産に対する関心は少なくなる。
⇒ The greater the number of owners, the less the respect for common property.
「the + 比較級, the + 比較級」は、「~であればあるほど~だ」という意味です。
思考と学習から生じる喜びは、より一層私たちに思考と学習をさせるだろう。
⇒ The pleasures arising from thinking and learning will make us think and learn all the more.
「all the more」は、「より一層、なおさら」という意味です。
教育の根は苦いが、果実は甘い。
⇒ The roots of education are bitter, but the fruit is sweet.
「root」は、「根、根源、本質」という意味の名詞です。
弱者はいつも正義と平等を切望している。強者はどちらにも注意を払わない。
⇒ The weak are always anxious for justice and equality. The strong pay no heed to either.
「heed」は、「注意、関心」という意味の名詞です。
私たちは平和に暮らすために戦争をする。
⇒ We make war that we may live in peace.
「peace」は、「平和、平穏、秩序」という意味の名詞です。
あなたの才能と世界のニーズが交差するところに、あなたの天職がある。
⇒ Where your talents and the needs of the world cross, there lies your vocation.
「vocation」は、「職業、天職」という意味の名詞です。
賢い者は言うべき何かがあるときに話をする。愚かな者は何かを言わなければならないので話をする。
⇒ Wise men speak when they have something to say, fools speak because they have to say something.
「fool」は、「愚か者、馬鹿」という意味の名詞です。
まとめ
以上、アリストテレスの名言や格言を英語で紹介してきましたが、いかがでしたか?
このページが皆さんのお役に立てば幸いです。
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