「地平線」と「水平線」は英語で何て言う?ホライゾン(horizon)の意味とは?

このページでは、「地平線」と「水平線」の英語での表現について紹介していきます。

「地平線」とは地面と空の境界線、「水平線」とは水面と空の境界線のことですね。

英語では、これらをどのように表現すれば良いのでしょうか。

是非このページを参考に、「地平線」や「水平線」を英語で表現する方法を学習していただければと思います。

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「地平線」と「水平線」の英語表現

それでは早速、「地平線」と「水平線」の英語表現について解説していきます。

結論から言えば、「地平線」「水平線」のことは、英語ではどちらも「ホライゾン(horizon)」と言います。

地平線であっても、水平線であっても、基本的にはただ何も付けずに「horizon」と表現するだけで問題ありません。

これらを区別したい場合には、「地平線」であれば「horizon over land」「水平線」であれば「horizon over sea」「horizon over water」という表現も可能です。

ここでの「landは、「陸地、土地」という意味で使われています。

なお、湖などのように「sea」ではない場所に浮かぶ水平線については、「water」という英単語を用いて表現することになりますね。

「horizon」の意味

それでは、「horizon」の意味について、さらに詳しく調べてみましょう。

以下、ロングマン英英辞典より引用です。

horizon
⇒ the line far away where the land or sea seems to meet the sky

ロングマン英英辞典によると、「horizon」とは「陸や海が空と交わっているように見える、遠くにある線のこと」と定義されています。

この解説文からも、「horizon」の1語が「地平線」と「水平線」の両方の意味を持っていることが分かりますね。

なお、逆に「地平線」だけのことを英語で厳密に説明したいときは、「the line where the land meets the sky」と表現することができます。

「水平線」であれば、「the line where the sea meets the sky」となりますね。

もっと簡単に説明したいのであれば、上でも紹介したように「horizon over land」「horizon over sea」という表現だけでも、意味は充分に伝わります。

「horizon」の使い方

なお、「horizon」という英単語は「地平線、水平線」のほかにも、「限界、境界」という意味で使われることもあります。

大きく分けて、以下の3通りの使い方がありますので、ひとつずつ確認していきましょう。

horizon

そのまま単数で表現する使い方です。

「地平線」や「水平線」は基本的に1本しか存在しないため、「horizon」という単数形で表現することになります。

horizons

「s」を付けて複数扱いで表現する使い方です。

上でも紹介したように、「限界、境界」という意味で使われる場合には、「horizons」という複数形になる場合もあります。

on the horizon

熟語としての使い方もあわせてご紹介しておきます。

この「on the horizon」という熟語は、「近い将来に、兆しが見えて」という意味になります。

直訳すると「地平線や水平線の上にある」という意味で、これが転じて「もうすぐやってくる」というニュアンスになります。

日の出の瞬間をイメージしていただければ記憶に定着しやすいかと思います。

「horizon」のように複数の意味を持つ英単語

上でも述べたように、「horizon」は「地平線」と「水平線」の両方を意味しています。

このように、ひとつの英単語が複数の日本語に当てはまるものは他にもいくつか存在します。

以下、主なものを紹介していきます。

rice

日本語では植物としての「稲」、稲の種子である「米」、米を炊いたものである「ご飯」を使い分けますが、英語では全て「rice」の1単語で表現することになります。

もし厳密にニュアンスを伝えたい場合は、「稲」は「rice plant」、「米」は「uncooked rice」、「ご飯」は「cooked rice」と表現すると良いかと思います。

water

日本語では冷たい「水」と熱い「湯」を使い分けていますが、英語では温度に関係なく「water」の1単語で表現することができます。

ちょっとイメージが付きにくいかもしれませんが、「water」は温度にかかわらず「H2O」そのものを意味すると考えてください。

厳密に伝えたい場合は、「湯」のことは「hot water」という表現が使われます。

picture

日本語では手で描かれた「絵」とカメラで撮られた「写真」を区別していますが、英語ではどちらも「picture」となります。

厳密に伝えたい場合は、「絵」であれば「drawing」や「painting」、「写真」であれば「photo」と表現することができます。

wear

日本語では服を「着る」、靴を「履く」、帽子を「被る」を区別しますが、英語は「wear」の1単語が使われます。

こちらは、厳密に伝えたい場合でも、それぞれのニュアンスを簡単な英単語で表現することはなかなか難しいため、細かい説明を加える必要があるかと思います。

wall

日本語では、屋内と屋外を仕切るものを「壁」、屋外の敷地を仕切るものを「塀」と言いますが、英語ではどちらも「wall」の1単語で表現されることになります。

こちらも、それぞれの日本語の持つニュアンスを簡単な英単語で表現することはなかなか難しいため、細かい補足説明が必要となるでしょう。

まとめ

以上、「地平線」と「水平線」の英語での表現や「horizon」の使い方について解説してきましたが、いかがでしたか。

このページが皆さんの参考になれば幸いです。

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