USCPA試験の正答率とスコアの関係を検証してみた

このページでは、USCPA試験の正答率とスコア(点数)の関係について検証していきます。

USCPA試験の合格点は75点ですが、実際には何割正解すれば合格できるのでしょうか。

結論から言うと、全問題の75%に正解すれば合格するという訳ではなく、実際にはもっと低い正答率でも合格ラインに到達します。

是非、受験戦略を練る上での参考にしていただければと思います。

以下のページについても、合わせてご覧ください。
>>USCPA(米国公認会計士)とは

USCPA試験の正答率とスコア(点数)の関係

それでは早速、公式の試験データを検証していきましょう。

データは少し古いですが、NASBAから出されている2014年度の試験結果を使用しました。https://media.nasba.org/files/2017/01/2014JurisdictionBookNASBAWebsite.pdf

各受験開始年度ごとの平均スコアと平均正答率のデータが出ていますので、16ページのOverall Performance、最も平均点の高い112ページのユタ州を参考に、これらの数値をプロットしてざっくり近似直線を引いていきます。

あまり手間を掛けずに簡易的に算出していますので、その点はご了承ください。

では、まず最初に結果だけご紹介します。


合格スコア(75点)を得るために必要な正答率

FAR:MC問題 65% TBS問題 72%
BEC:MC問題 64% TBS問題 不明 WC問題 69%
AUD:MC問題 63% TBS問題 66%
REG:MC問題 66% TBS問題 66%

以上です。

検証の結果、MC問題で約65%、TBS問題やWC問題で約70%の正答率となっていれば、75点の合格点に到達することが分かりました。

つまり、75%もの正答率をマークせずとも、充分合格ラインには到達するというわけです。

以下、正答率とスコアの関係性を詳しく見ていきましょう。

FAR:MC問題の正答率とスコア

FARのMC問題の試験結果は以下の通りです。

平均2014 正答率58.88% スコア70.9点
平均2013 正答率55.96% スコア70.7点
平均2012 正答率51.82% スコア69.2点
平均~2011 正答率45.64% スコア66.9点
ユタ2014 正答率64.56% スコア75.9点
ユタ2013 正答率53.52% スコア73.8点
ユタ2012 正答率44.86% スコア71.0点
ユタ~2011 正答率45.70% スコア65.6点

それぞれプロットして近似直線を引くと、以下のようになります。

概ね、正答率65%でスコア75点、正答率52%で70点、正答率38%で65点くらいですね。

このように、スコアからおおよその正答率を割り出すことも可能となります。

仮に65点で不合格だった場合、あと10点なので惜しかった!と思ってしまうかもしれません。

しかし、実際は38%しか正答できていないわけで、全く合格レベルに達していないということがグラフから分かります。

それでは、同じ要領で他の項目についてもデータを詳しく見ていきましょう。

FAR:TBS問題の正答率とスコア

FARのTBS問題のグラフは以下の通りです。

正答率72%でスコア75点、正答率50%で70点、正答率28%で65点くらいですね。

BEC:MC問題の正答率とスコア

BECのMC問題のグラフは以下の通りです。

正答率64%でスコア75点、正答率52%で70点、正答率40%で65点くらいですね。

BEC:WC問題の正答率とスコア

BECのWC問題のグラフは以下の通りです。

正答率69%でスコア75点、正答率54%で70点、正答率38%で65点くらいですね。

AUD:MC問題の正答率とスコア

AUDのMC問題のグラフは以下の通りです。

正答率63%でスコア75点、正答率53%で70点、正答率43%で65点くらいですね。

AUD:TBS問題の正答率とスコア

AUDのTBS問題のグラフは以下の通りです。

正答率66%でスコア75点、正答率47%で70点、正答率28%で65点くらいですね。

REG:MC問題の正答率とスコア

REGのMC問題のグラフは以下の通りです。

正答率66%でスコア75点、正答率54%で70点、正答率43%で65点くらいですね。

REG:TBS問題の正答率とスコア

REGのTBS問題のグラフは以下の通りです。

正答率66%でスコア75点、正答率46%で70点、正答率26%で65点くらいですね。

まとめ

以上、正答率とスコアの関係の検証でした。

74点で不合格であれば惜しかったと言えますが、72点では合格は遠く、70点で不合格であればまだまだ勉強が足りないということが良く分かりますね。

是非、不合格科目の再受験タイミングを見極める上でも参考にしてみてください。

以下のページについても、合わせてご覧ください。
>>USCPAの試験時間・問題数・配点について