このページでは「banish」と「vanish」の意味の違いと、記憶に残りやすいおすすめの覚え方について紹介しています。
「banish」「vanish」という2つの単語ですが、意味もなんとなく似ている上に、発音も「b」と「v」の違いだけなので、非常に混同しやすい単語かと思います。
この機会にしっかりと両者の違いを押さえて、正しい使い方ができるようになりましょう。
なお、以下のページも合わせてご覧ください。
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それでは、早速スタートです!
「banish」と「vanish」の意味と発音の違い
まずは、「banish」と「vanish」という2つの単語について、意味の違いを簡単に見ていきます。
「banish」 ⇒ 追放する、追い払う
「vanish」 ⇒ 消える、見えなくなる
次に、2つの単語の発音の違いです。
「b」と「v」の部分だけが異なっていて、その他は同じです。
「banish」 ⇒ bˈænɪʃ
「vanish」 ⇒ vˈænɪʃ
どうしても「b」と「v」がごちゃ混ぜになってしまうので、スペルと意味を紐付けて覚えるのはなかなか難しいですよね。
次のセクションでは、記憶に定着するおすすめの暗記法を含め、それぞれの単語について詳しく見ていきましょう。
「banish」の意味、おすすめの覚え方
まずは、「banish」について確認していきましょう。
「banish」は、基本的には「追放する、追い払う」という意味の動詞として使われます。
何か罪を犯した人を、罰として外に追い出すようなニュアンスと捉えてください。
その他にも、心配事などを「払いのける」という意味でも使われることがあります。
「追放する」という意味を持つ単語としては、「banish」の他に「exile」や「deport」という単語も存在しますが、これらの単語の方が使用できる範囲は狭いと考えてください。
「exile」は、政治的な理由により国外追放される場合に使われるので、日常的な会話ではほとんど使いません。
もちろん、音楽ユニットの「エグザイル」はこの単語に由来しています。
一方で「deport」は、パスポートに不備があるなどの理由により国外退去させる際に使われます。
少し話が横にそれましたが、記憶に残りやすい「banish」の覚え方を紹介していきます。
インターネット上で「アカウントがBANされた」という表現を聞いたことがあるかもしれませんね。
「BAN」とは、問題があるユーザーの動画配信や投稿を中断させたり、アカウントを停止することです。
アカウントを停止されることは「垢BANされる」とも言いますね。
つまりこれは、あるユーザーを「追放する」ということです。
これさえ覚えておけば、「b」か「v」で迷うことも少なくなるかと思います。
その他、「バングラデシュ(Bangladesh)に追放する」といったようにゴロ合わせで覚える方法もありますね。
「vanish」の意味、おすすめの覚え方
次は「vanish」について見ていきましょう。
「vanish」は、「消える、見えなくなる」という意味の動詞です。
ニュアンスとしては、「これまで見えていたものが、突然無くなってしまう」といった感じです。
その他にも、数学においては「ゼロになる」という意味で使われることもあります。
「消える」という意味を持つ似た単語としては、「fade」や「disappear」がありますね。
「fade」は、突然ではなく、だんだんと見えなくなるときに使います。
日本語でも「フェードアウト」という表現はよく使いますね。
また、「disappear」は最も広い範囲で使うことができ、すぐに消える場合でも、ゆっくりと消える場合でも違和感無く使うことができます。
さて、「b」と「v」を区別するための覚え方を紹介します。
こちらは、「バニラ(vanilla)アイスが溶けて消える」と覚えましょう。
このように頭の中でイメージを付けて覚えることで、記憶に残りやすくなるかと思います。
まとめ
以上、「banish」と「vanish」の意味の違いとおすすめの覚え方を紹介してきましたが、いかがでしたか?
もう一度要点をまとめると、
「banish」 ⇒ 追放する ⇒ 「BANされる」と覚える
「vanish」 ⇒ 消える ⇒ 「バニラ(vanilla)アイスが溶けてなくなる」と覚える
となります。
いざという時に迷わずに使い分けられるようにしましょう。
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