イソップの英語名言・格言50選一覧まとめ!イソップ童話からの教訓

このページでは、イソップ童話の名言や格言を英語で紹介しています。

イソップは古代ギリシャの寓話作家で、「アリとキリギリス」や「ウサギとカメ」、「すっぱい葡萄」などの作者として広く知られています。

これらの童話に登場する名言を数多くまとめておりますので、是非あなたのお気に入りのフレーズを探してみてくださいね。

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イソップの英語名言・格言一覧まとめ

それでは、イソップ童話の名言や格言を英語で紹介していきます。

日本語、英語、簡単な解説を併記していますので、是非英語学習に活用してみてくださいね。

安心して食べられるパンの皮は、不安の中で食べる豪華な食事よりも優れている。

⇒ A crust eaten in peace is better than a banquet partaken in anxiety.

「田舎のネズミと町のネズミ」というイソップ童話の名言です。

不安を感じる裕福よりも、安心の中での貧困の方が良いということですね。

「banquet」は、「宴会、ごちそう」という意味の名詞です。

また、「partake」は「加わる、食べる」という意味の動詞です。

疑わしい友人は明らかな敵よりも悪い。

⇒ A doubtful friend is worse than a certain enemy.

「doubtful」は、「疑わしい、不確かな」という意味の形容詞です。

たとえ彼が真実を話しても、嘘つきは信用されないだろう。

⇒ A liar will not be believed, even when he speaks the truth.

「狼と羊飼い」」というイソップ童話の一節です。

「truth」は、「真実、事実、真相」という意味の名詞です。

全ての人は、足りないものを手に入れるよりも、失ったものを取り戻すことに関心がある。

⇒ All men are more concerned to recover what they lose than to acquire what they lack.

「concern」は、「関心がある、重要である、関係する」という意味の動詞です。

外観はしばしば見せかけである。

⇒ Appearances often are deceiving.

「ヒツジの皮をかぶったオオカミ」というイソップ童話の名言です。

「deceive」は、「欺く、騙す」という意味の動詞です。

金持ちで力のある人には注意しなさい。彼らはあなたのためには何もしないだろうから。

⇒ Be careful of rich and powerful men for they will do nothing for your sake.

「sake」は、「目的、ため、利益」という意味の名詞です。

あなたの運命に満足しなさい。人は全てにおいて一番になることはできない。

⇒ Be content with your lot. One cannot be first in everything.

「クジャクとユノ」というイソップ童話の一節です。

「lot」という名詞には、「運命、定め」という意味もあります。

楽で短い人生よりも、苦しく長い人生のほうが良い。

⇒ Better a long life of toil than a short one of ease.

「牝の仔ウシと牡ウシ」というイソップ童話の一節です。

「toil」は、「労苦、骨折り」という意味の名詞です。

自分自身の不幸よりも他人の不幸によって賢くなるほうが良い。

⇒ Better be wise by the misfortunes of others than by your own.

「ロバとキツネとライオン」というイソップ童話の名言です。

「misfortune」は、「不運、不幸、逆境」という意味の名詞です。

太った奴隷になるよりも自由に餓死するほうが良い。

⇒ Better to starve free than be a fat slave.

「starve」は、「飢える、餓死する」という意味の動詞です。

影を掴むことで実体を失わないように注意しなさい。

⇒ Beware lest you lose the substance by grasping at the shadow.

「イヌと影」というイソップ童話の一節です。

「lest」は、「~しないように、~するといけないので」という意味の接続詞です。

羊の皮の中にいる狼に気をつけなさい。

⇒ Beware the wolf in sheep’s clothing.

「ヒツジの皮をかぶったオオカミ」というイソップ童話の一節です。

「beware」は、「注意する、用心する」という意味の動詞です。

産まれる前のニワトリを数えるな。

⇒ Don’t count your chickens before they are hatched.

「乳搾りの女と彼女の桶」というイソップ童話の名言です。

日本語では「取らぬ狸の皮算用」ですね。

「hatch」は、「孵化する、生み出す」という意味の動詞です。

こぼれた牛乳を嘆くな。

⇒ Don’t cry over spilt milk.

「乳搾りの女と彼女の桶」というイソップ童話の一節です。

日本語では「覆水盆に返らず」ですね。

「cry over」は、「~が原因で泣く、~を嘆く」という意味です。

余裕のあるときに将来を軽視してはいけない。明日あなたは今日無駄にしたものを必要とするかもしれないから。

⇒ Don’t neglect the future in times of plenty, for tomorrow you may need what you wasted today.

「アリとキリギリス」の名言です。

「neglect」は、「無視する、軽視する、放置する」という意味の動詞です。

今日すべきことを明日に延期してはならない。

⇒ Don’t put off for tomorrow what you should do today.

同じく、「アリとキリギリス」の一節です。

「put off」は、「延期する、遠ざける、脱ぐ」という意味です。

最も弱い動物であるウサギでさえ、死んだライオンを侮辱するかもしれない。

⇒ Even a hare, the weakest of animals, may insult a dead lion.

「hare」は、「野ウサギ」という意味の名詞です。

全ての人は、多かれ少なかれ自分の運命の主人である。

⇒ Every one is more or less master of his own fate.

「fate」は、「運命、宿命」という意味の名詞です。

親しみやすさは軽蔑を生む。

⇒ Familiarity breeds contempt.

「キツネとライオン」というイソップ童話の一節です。

「contempt」は、「軽蔑、軽視」という意味の名詞です。

良い洋服は偽装できるかもしれないが、愚かな言葉は馬鹿であることを明らかにする。

⇒ Fine clothes may disguise, but silly words will disclose a fool.

「disguise」は、「変装させる、偽る」という意味の動詞です。

危機においては、助言ではなく援助を与えなさい。

⇒ Give assistance, not advice, in a crisis.

「crisis」は、「危機、難局」という意味の名詞です。

感謝は気高い魂のしるしである。

⇒ Gratitude is the sign of noble souls.

「gratitude」は、「感謝、報恩」という意味の名詞です。

また、「noble」は「貴族の、気高い、寛大な」という意味の形容詞です。

偉大な決意はほとんどの障害に打ち勝つことが出来る。

⇒ Great determination can overcome most odds.

「overcome」は、「克服する、打ち勝つ」という意味の動詞です。

また、「odds」は「勝ち目、不均等、ハンデ」という意味の名詞です。

いつも他人に道を譲る人は、自分自身の指針を持たずに終わるだろう。

⇒ He that always gives way to others will end in having no principles of his own.

「principle」は、「原理、原則、指針、主義」という意味の名詞です。

正直さは最善の方針である。

⇒ Honesty is the best policy.

「ウマと別当」というイソップ童話の名言です。

「honesty」は、「正直、誠実」という意味の名詞です。

そのブドウは酸っぱいに違いない。

⇒ I am sure the grapes are sour.

「すっぱい葡萄」の一節です。

「sour」は、「酸っぱい、不快な」という意味の形容詞です。

もし本当に何かをしたいのなら、自分でするのが最善である。

⇒ If we really want something done, it is best to do it ourselves.

「ourselves」は、「私たち自身」という意味の代名詞です。

危機的な瞬間には、非常に強い人でさえ最も弱い人を必要とする。

⇒ In critical moments even the very powerful have need of the weakest.

「ライオンとネズミ」というイソップ童話の一節です。

「critical」は、「危機的な、重大な」という意味の形容詞です。

怪我は許されるかもしれないが、忘れられることはない。

⇒ Injuries may be forgiven, but not forgotten.

「injury」は、「怪我、損傷」という意味の名詞です。

安全な距離から勇敢になるのは簡単である。

⇒ It is easy to be brave from a safe distance.

「仔ヤギとオオカミ」というイソップ童話の名言です。

「brave」は、「勇敢な、派手な」という意味の形容詞です。

上質な鳥を作るのは上質な羽毛だけではない。

⇒ It is not only fine feathers that make fine birds.

「feather」は、「羽根、羽毛」という意味の名詞です。

私たちの情熱は、火や水のように、良い召使いではあるが悪い主人でもある。

⇒ It is with our passions, as it is with fire and water, they are good servants but bad masters.

これらは上手く使えれば便利ですが、制御できなくなると恐ろしいということですね。

「servant」は、「召使い、使用人」という意味の名詞です。

跳ぶ前にはよく見なさい。

⇒ Look before you leap.

「キツネとヤギ」というイソップ童話の一節です。

「leap」は、「跳ぶ、急上昇する」という意味の動詞です。

不幸は友人の誠実さを量る。

⇒ Misfortune tests the sincerity of friends.

「sincerity」は、「誠実、真実」という意味の名詞です。

決して困っている人の忠告を信頼してはならない。

⇒ Never trust the advice of a man in difficulties.

「キツネとヤギ」というイソップ童話の名言です。

「trust」は、「信頼する、当てにする」という意味の動詞です。

どんなに小さくても、優しさの行為は決して無駄にはならない。

⇒ No act of kindness, no matter how small, is ever wasted.

「ライオンとネズミ」というイソップ童話の一節です。

「no matter how」は、「どんなに~でも」という意味です。

悪評はしばしば名声と間違えられる。

⇒ Notoriety is often mistaken for fame.

「notoriety」は、「悪評、悪名」という意味の名詞です。

曖昧さは安全をもたらすことがある。

⇒ Obscurity often brings safety.

「obscurity」は、「曖昧、暗がり、無名」という意味の名詞です。

人々は自分が楽しめないものをしばしば他人に出し惜しむ。

⇒ People often grudge others what they cannot enjoy themselves.

「かいば桶の中のイヌ」というイソップ童話の一節です。

「grudge」は、「出し惜しむ、妬む、恨む」という意味の動詞です。

説得が力よりも効果的なことがある。

⇒ Persuasion is often more effectual than force.

「北風と太陽」の一節です。

「effectual」は、「効果的な、適切な」という意味の形容詞です。

全員を喜ばせてみなさい。すると、あなたは誰も喜ばせられないだろう。

⇒ Please all, and you will please none.

「please」は、ここでは「満足させる、喜ばせる」という意味の動詞です。

自惚れは自己破壊に繋がる可能性がある。

⇒ Self conceit may lead to self-destruction.

「牡ウシとカエル」というイソップ童話の名言です。

「self conceit」は、「自惚れ、虚栄心」という意味です。

ゆっくりで揺るぎ無い者が競争に勝つ。

⇒ Slow and steady wins the race.

「ウサギとカメ」の一節です。

「steady」は、「確固たる、揺るぎ無い」という意味の形容詞です。

歴史の虚偽に気付き、真実を見つけなさい。

⇒ Spot the falsehood of history and find out the truth.

「spot」は、「印を付ける、見当を付ける、見分ける」という意味の動詞です。

私たちが与えた損害と私たちが被った損害が同じものさしで測られることはめったにない。

⇒ The injuries we do and those we suffer are seldom weighed in the same scales.

「scale」は、「ものさし、定規」という意味の名詞です。

心が小さければ小さいほど、自尊心は大きい。

⇒ The smaller the mind the greater the conceit.

「the + 比較級, the + 比較級」は、「~であればあるほど~だ」という意味です。

最も大きい声で泣く人は、必ずしも最も傷ついている人とは限らない。

⇒ Those who cry the loudest are not always the ones who are hurt the most.

「hurt」は、「傷つける、苦痛を与える」という意味の動詞です。

団結は力を与える。

⇒ Union gives strength.

「3本の棒」というイソップ童話の一節です。

「union」は、「結合、団結、組合」という意味の名詞です。

本当に最も価値のあるものは、しばしば過小評価されている。

⇒ What is most truly valuable is often underrated.

「underrated」は、「過小評価された、あまり評価されていない」という意味の形容詞です。

強い風が吹いたとき、葦は風で曲がって傾くことで根っこが引き抜かれるのを避けた。 しかし、樫の木はしっかりと我慢したので根っこは引き裂かれた。

⇒ When a strong wind came up, the reed avoided being uprooted by bending and leaning with the gusts of wind. But the oak stood firm and was torn up by the roots.

「reed」は、「葦、楽器のリード」という意味の名詞です。

また、「uproot」は「根を抜く、根絶する」という意味の動詞です。

賢者は危ういときには何も言わない。

⇒ Wise men say nothing in dangerous times.

「wise」は、「賢明な、頭の良い」という意味の形容詞です。

まとめ

以上、イソップ童話の名言や格言を英語で紹介してきましたが、いかがでしたか?

このページが皆さんのお役に立てば幸いです。

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