このページでは、「G’day, mate」をはじめとするオーストラリアの英語表現を紹介しています。
オーストラリアはアメリカやイギリスから地理的にも離れているため、独自の英語表現が多く使われています。
ざっと眺めていただき、オーストラリアへの旅行や出張の際に使えそうな表現があれば、是非使ってみてくださいね。
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「G’day, mate」ってどんな意味?
まずは、オーストラリア英語の定番表現である「G’day, mate」から見ていきましょう。
「G’day, mate」を別の言い方で表現すると、「Hello, friend」となります。
日本語にすると「やあ、友よ」といったニュアンスで、気軽で日常的な挨拶に使われる表現です。
前半の「G’day」の部分は「good day」の略で、「こんにちは」という意味です。
なお、オーストラリア英語の特徴として、「day」は「デイ」ではなく「ダイ」と発音されます。
「today」は「トゥダイ」、「Sunday」は「サンダイ」となりますので要注意です。
後半の「mate」の部分は「友人、仲間」という意味です。
「ルームメイト」や「クラスメイト」の「メイト」にあたる部分ですね。
アメリカやイギリスでも同様の使われ方をしますが、オーストラリアにおいて「mate」は特に多用されるワードですので覚えておきましょう。
その他のオーストラリア英語表現まとめ
以上、まずは「G’day, mate」について紹介してきましたが、オーストラリア英語と欧米の英語の違いはもちろんこれだけではありません。
オーストラリア独自の英語表現としては、短縮表現の多さが特徴の1つとして挙げられます。
代表的なものをざっとご紹介していきますので、是非お役立てください。
Aussie
⇒ 「Australian」の略
「オーストラリアの、オーストラリア人」という意味で、「オージー」と発音します。
「オージービーフ」は日本でも非常に有名ですので、最も広く知られているオーストラリア英語ではないでしょうか。
Bikkie
⇒ 「Biscuit」の略
「ビスケット」のことで、「ビッキー」と発音します。
ビスケットやクッキーなどの焼き菓子に対してよく使われる表現です。
Lollie
⇒ 「Lolipop」の略
「キャンディー」のことで、「ロリー」と発音します。
元々、「Lolipop」は棒に付いているペロペロキャンディのような意味で使われる単語ですが、キャンディだけでなくグミなどのように可愛いお菓子の総称としても使われます。
Chokkie
⇒ 「Chocolate」の略
「チョコレート」のことで、「チョッキー」と発音します。
余談ですが、「グリコ」というゲームでは「チョキ」で勝つと「チヨコレイト」として6歩進むことができますね。
Veggie
⇒ 「Vegetable」の略
「野菜」のことで、「ベジー」と発音します。
日本でも野菜に関するものを「ベジ~」のように略すことがあるので、これは馴染みやすいかもしれませんね。
Mushie
⇒ 「Mushroom」の略
「キノコ」のことで、「マッシー」と発音します。
これも語尾に「ie」を付けて略すんですね。
Avo
⇒ 「Avocado」の略
「アボカド」のことで、「アヴォ」と発音します。
オーストラリアでも、アボカドは人気食材として広く愛されています。
Brekkie
⇒「Breakfast」の略
「朝食」のことで、「ブレッキー」と発音します。
飲食店の看板などでもよく見掛ける、とてもメジャーな表現です。
Cuppa
⇒ 「Cup of tea」の略
「1杯の紅茶」のことで、「カッパ」と発音します。
「お茶しない?」というようなシーンでよく使われる表現です。
Macca’s
⇒ 「McDonald’s」の略
「マクドナルド」のことで、「マッカス」と発音します。
日本の「マック」という略し方とも似ていますね。
Barbie
⇒ 「Barbeque」の略
「バーベキュー」のことで、「バービー」と発音します。
お人形ではありませんよ。
Chrissie
⇒ 「Christmas」の略
「クリスマス」のことで、「クリッシィ」と発音します。
オーストラリアは南半球なので、クリスマスは夏にやってきます。
Sunnies
⇒ 「Sunglasses」の略
「サングラス」のことで、「サニーズ」と発音します。
紫外線が強いと言われているオーストラリアでは覚えておくべき1語ですね。
Lippie
⇒ 「Lipstick」の略
「口紅」のことで、「リッピ―」と発音します。
日本でも「リップ」と略しているので、この点は似ていますね。
Pressie
⇒ 「Present」の略
「プレゼント」のことで、「プレズィ」と発音します。
上と合わせると、「クリスマスプレゼント」は「Chrissie Pressie」となりますね。
Uni
⇒ 「University」の略
「大学」のことで、「ユニ」と発音します。
確かに、「University」はちょっと長くて言いづらいですね。
Kindie
⇒ 「Kindergarten」の略
「幼稚園」のことで、「キンディー」と発音します。
ちなみに、「Kindergarten」は元々ドイツ語に由来する言葉です。
Servo
⇒ 「Service station」の略
「ガソリンスタンド」のことで、「サーヴォ」と発音します。
日本のガソリンスタンドでは、「八王子SS」のような表現をよく見かけますが、これも「Service station」の略です。
Bizzo
⇒ 「Business」の略
「仕事」のことで、「ビゾ」と発音します。
でも、フォーマルな場では「Business」と表現した方が良いかもしれませんね。
Pollie
⇒ 「Politician」の略
「政治家」のことで、「ポリー」と発音します。
ちなみに、日本で「ポリ」と言えば「警察官」の略語になってしまいますね。
Muso
⇒ 「Musician」の略
「ミュージシャン」のことで、「ミューゾ」と発音します。
なお、使用頻度はあまり高くないかもしれません。
Mozzie
⇒ 「Mosquito」の略
「蚊」のことで、「モジー」と発音します。
なお、オーストラリアには、「モジー」よりも小さい「ミジー(Midge)」という虫もいます。
この「ミジー」に刺されると非常に強いかゆみが長く続きますので、夏場はご注意を。
Roo
⇒ 「Kangaroo」の略
「カンガルー」のことで、「ルー」と発音します。
くまのプーさんには、「ルー」というカンガルーのキャラクターが登場しますね。
Tar
⇒ 「Thanks」の略
「ありがとう」のことで、「ター」と発音します。
スーパーなどの店員も普通に使う表現です。
まとめ
以上、「G’day, mate」をはじめとするオーストラリアの英語表現を紹介してきましたが、いかがでしたか?
覚えられそうなものは覚えてしまい、オーストラリアへ行かれる際には是非活かしてみてくださいね。
このページが皆さんの英語ライフのお役に立てば幸いです。
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