このページでは、パブロ・ピカソの名言や格言を英語で紹介しています。
ピカソはスペイン生まれの画家で、ゲルニカやアビニヨンの娘たち、泣く女などの作品で有名ですね。
特に芸術や絵画に関する名言を数多くまとめておりますので、是非あなたのお気に入りのフレーズを探してみてくださいね。
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パブロ・ピカソの英語名言・格言一覧まとめ
それでは、パブロ・ピカソの名言や格言を英語で紹介していきます。
日本語、英語、簡単な解説を併記していますので、是非英語学習にも活用してみてくださいね。
美における学術的な訓練は偽物だ。
⇒ Academic training in beauty is a sham.
「sham」は、「偽物、見せ掛け、詐欺師」という意味の名詞です。
行動するということは、全ての成功に繋がる基本的な鍵だ。
⇒ Action is the foundational key to all success.
「foundational」は、「基礎を成す、基本的な」という意味の形容詞です。
全ての子供たちは芸術家だ。問題となるのは、子供が成長するときにどうやって芸術家のままであり続けるかということだ。
⇒ All children are artists. The problem is how to remain an artist once he grows up.
「remain」は、「~のままである、残存する」という意味の動詞です。
芸術は美の規範を適用することではなく、本能と頭脳がいかなる規範も超えて想像することができるものだ。私たちは、女性を愛するときに彼女の手足を測り始めたりはしない。
⇒ Art is not the application of a canon of beauty but what the instinct and the brain can conceive beyond any canon. When we love a woman we don’t start measuring her limbs.
「canon」は、「規則、規範、法令」という意味の名詞です。
また、「application」は「適用、応用」という意味の名詞です。
芸術とは、不必要なものの排除である。
⇒ Art is the elimination of the unnecessary.
「elimination」は、「除外、削除」という意味の名詞です。
芸術は私たちが真実を認識することを可能にする嘘だ。
⇒ Art is the lie that enables us to realize the truth.
「realize」は、「気付く、実現する」という意味の動詞です。
悪い芸術家はコピーする。良い芸術家は盗む。
⇒ Bad artists copy. Good artists steal.
「steal」は、「盗む、流用する」という意味の動詞です。
全ての創造行為は、まず破壊行為である。
⇒ Every act of creation is first an act of destruction.
「destruction」は、「破壊、破滅」という意味の名詞です。
全ての有益なものはマイナスの意味でその代償を背負っている。アインシュタインの才能はヒロシマに繋がる。
⇒ Every positive value has its price in negative terms. The genius of Einstein leads to Hiroshima.
「price」は「価格」という意味の他に、「対価、代償」という意味でも使える名詞です。
あなたが想像できる全てのことは現実だ。
⇒ Everything you can imagine is real.
「imagine」は、「想像する、推測する」という意味の動詞です。
神は、実のところもう一人の芸術家だ。彼はキリンやゾウ、ネコを発明した。神は基本的なスタイルを持っておらず、彼はただ他のことに挑戦し続けている。
⇒ God is really only another artist. He invented the giraffe, the elephant and the cat. He has no real style, He just goes on trying other things.
「go on」は、「~し続ける」という意味です。
やり方を学ぶという目的のために、私はいつもできないことに取り組んでいる。
⇒ I am always doing that which I can not do, in order that I may learn how to do it.
「in order that」は、「~のために、~という目的で」という意味です。
私は偶然を信じない。歴史の中での巡り合わせがあるだけだ。偶然は存在しない。
⇒ I don’t believe in accidents. There are only encounters in history. There are no accidents.
「accident」は、「災難、事故、偶然」という意味の名詞です。
私は自分が見たようにではなく、考えたように絵を描く。
⇒ I paint objects as I think them not as I see them.
「paint」は、「絵の具で描く、筆で塗る」という意味の動詞です。
私は大金を持って貧乏人として暮らしたい。
⇒ I’d like to live as a poor man with lots of money.
「would like to」で、「~したい」という意味になります。
もし赤色を持っていなければ、私は青色を使う。
⇒ If I don’t have red, I use blue.
ピカソらしい名言です。
英文に関する説明は不要ですね。
もし私が野生の馬を描いたとすると、あなたは馬だと分からないかもしれない。しかし、確実に野生だと分かるだろう!
⇒ If I paint a wild horse, you might not see the horse, but surely you will see the wildness!
「wildness」は、「野生、荒廃、無謀」という意味の名詞です。
同情的に共感すること以上に危険なことはあるのだろうか?
⇒ Is there anything more dangerous than sympathetic understanding?
「sympathetic」は、「共感した、思いやりのある」という意味の形容詞です。
ラファエロのように描けるようになるまでに私は4年掛かったが、子供のように描けるようになるまでには一生掛かる。
⇒ It took me four years to paint like Raphael, but a lifetime to paint like a child.
ラファエロとは、ルネサンス期のイタリアの有名な画家です。
「lifetime」は、「一生、生涯、寿命」という意味の名詞です。
専門家のようにルールを学びなさい。そうすれば、芸術家のようにルールを破れるようになる。
⇒ Learn the rules like a pro, so you can break them like an artist.
「pro」は、「プロ、専門家、玄人」という意味の名詞です。
愛とは人生で最も爽快なものだ。
⇒ Love is the greatest refreshment in life.
「refreshment」は、「爽快、軽食、清涼飲料」という意味の名詞です。
美術館はただの嘘のかたまりで、芸術を生業にしている人々の大部分は詐欺師だ。
⇒ Museums are just a lot of lies, and the people who make art their business are mostly imposters.
「imposter」は、「詐欺師、偽物、替え玉」という意味の名詞です。
本を読んでいると、著者は文字を書くよりも絵を描くほうが良いと感じることがよくある。
⇒ Often while reading a book one feels that the author would have preferred to paint rather than write.
「prefer」は、「好む、選ぶ」という意味の動詞です。
手を付けないまま死のうと思えるものだけを、明日に延期しなさい。
⇒ Only put off until tomorrow what you are willing to die having left undone.
「be willing to」で、「進んで~する、~しようと思う」
他の人たちはありのままを見て、なぜなのかと尋ねた。私はどうなることができるかを見て、なぜそうならないのかと尋ねた。
⇒ Others have seen what is and asked why. I have seen what could be and asked why not.
ここでの「what is」は、「今の状態、ありのまま」というニュアンスです。
私たちの目標は、熱心に信じ、精力的に行動しなければならない計画の乗り物によってのみ達成することができる。その他に成功への道はない。
⇒ Our goals can only be reached through a vehicle of a plan, in which we must fervently believe, and upon which we must vigorously act. There is no other route to success.
「fervently」は「熱心に、熱烈に」、「vigorously」は「精力的に、積極的に」という意味の副詞です。
絵画は盲目の人の職業だ。彼は自分が見ているものではなく、自分が感じているものや、見たことがあるものについて自分自身に語りかけるものを描く。
⇒ Painting is a blind man’s profession. He paints not what he sees, but what he feels, what he tells himself about what he has seen.
「profession」は、「専門職、団体、会」という意味の名詞です。
絵画とは、日記をつけるもう1つの方法である。
⇒ Painting is just another way of keeping a diary.
「diary」は、「日記、スケジュール帳」という意味の名詞です。
絵画について説明しようとする人々は、たいてい見当違いの非難をしている。
⇒ People who try to explain pictures are usually barking up the wrong tree.
「barking up the wrong tree」をそのまま訳すと「違う木に吠える」となりますが、「見当違いの非難をする」という意味の定型表現です。
彫刻は知性の芸術である。
⇒ Sculpture is the art of the intelligence.
「sculpture」は、「彫刻、彫像」という意味の名詞です。
成功は危険だ。成功した人は自分自身をコピーし始めるが、自分をコピーすることは他人をコピーすることよりも危険である。
⇒ Success is dangerous. One begins to copy oneself, and to copy oneself is more dangerous than to copy others.
「dangerous」は、「危険な、物騒な」という意味の形容詞です。
芸術家は、空、地球、紙切れ、通り過ぎる形、クモの巣のように至るところからやって来る感情の受け皿だ。
⇒ The artist is a receptacle for emotions that come from all over the place, from the sky, from the earth, from a scrap of paper, from a passing shape, from a spider’s web.
「receptacle」は、「容器、受け皿」という意味の名詞です。
創造性の主な敵は、良いセンスである。
⇒ The chief enemy of creativity is good sense.
「taste」は「味、味わい」という意味の他に、「センス、嗜好」という意味でも用いられる名詞です。
隠されたハーモニーは、露骨なハーモニーよりも優れている。
⇒ The hidden harmony is better than the obvious.
「hidden」は「隠された、秘密の」、「obvious」は「明らかな、露骨な」という意味の形容詞です。
人生の意味とは贈り物を見つけることだ。人生の目的とはそれを渡すことだ。
⇒ The meaning of life is to find your gift. The purpose of life is to give it away.
「give away」は、「譲る、手放す、渡す」という意味です。
芸術の目的とは、私たちの精神から日常生活のほこりを洗い流すことだ。
⇒ The purpose of art is washing the dust of daily life off our souls.
「wash A off B」で、「BからAを洗い流す」という意味になります。
太陽を黄色い点に変える画家がいるが、芸術と知性の力によって黄色い点を太陽に変える画家もいる。
⇒ There are painters who transform the sun to a yellow spot, but there are others who with the help of their art and their intelligence, transform a yellow spot into sun.
「transform A to B」は、「AをBに変える」という意味です。
また、「spot」は「点、場所、しみ」という意味の名詞です。
抽象的な芸術は存在しない。あなたはいつも何かから始めなければならない。その後で、現実の痕跡を全て取り除くことができるのだ。
⇒ There is no abstract art. You must always start with something. Afterward you can remove all traces of reality.
「abstract」は、「抽象的な、概念の」という意味の形容詞です。
また、「trace」は「痕跡、手掛かり、小道」という意味の名詞です。
誰かが違う視点から見る方法を私たちに教えてくれるまで、物事を見る方法は1つしかない。
⇒ There is only one way to see things, until someone shows us how to look at them with different eyes.
「someone」は、「ある人、誰か」という意味の代名詞です。
絵を描くためには、目を閉じて歌う必要がある。
⇒ To draw you must close your eyes and sing.
見たように描くのではなく、感じたように描くのが大切だというピカソの名言ですね。
英語においては、絵を描くのは「draw」、字を書くのは「write」となります。
自分を憎むことは、自分を愛することよりも難しい。
⇒ To make oneself hated is more difficult than to make oneself loved.
「hated」は、「嫌われた、憎まれた」という意味の形容詞です。
もし仕事があなたに悩みを与えていないのであれば、それはあまり良いことではない。
⇒ Unless your work gives you trouble, it is no good.
「unless」は、「~でない限り、もし~でなければ」という意味の接続詞です。
私たち芸術家は不滅だ。牢獄や強制収容所の中でさえ、自分の芸術の世界では無限の力を持つだろう。牢屋のほこりまみれの床に、濡れた舌で絵を描かなければならなかったとしても。
⇒ We artists are indestructible. Even in a prison, or in a concentration camp, I would be almighty in my own world of art, even if I had to paint my pictures with my wet tongue on the dusty floor of my cell.
「indestructible」は、「破壊できない、不滅の」という意味の形容詞です。
また、「almighty」は「全能の、無限の力を持った」という意味の形容詞です。
私たちは老いていくのではなく、成熟していくのだ。
⇒ We don’t grow older, we grow riper.
「riper」は、「成熟した、完熟した」という意味の形容詞です。
何をするのかが重要であり、何をしようとするのかが重要なのではない。
⇒ What one does is what counts and not what one had the intention of doing.
「count」は、「重要である、価値がある」という意味の動詞です。
芸術評論家が集まると、形や構造、意味について話す。芸術家が集まると、どこで安いテレピン油が買えるかについて話す。
⇒ When art critics get together they talk about form, structure and meaning. When artists get together they talk about where you can buy cheap turpentine.
「turpentine」は「テレピン油」という意味で、絵の具を薄める際に使われる松の精油のことです。
子供の頃、母は私に言った。「あなたが兵士になれば将軍になるだろう。修道士になれば最後には教皇になるだろう。」代わりに、私は画家になり結局ピカソとなった。
⇒ When I was a child, my mother said to me, ‘If you become a soldier, you’ll be a general. If you become a monk, you’ll end up as the Pope.’ Instead, I became a painter and wound up as Picasso.
「wound」は「wind」の過去形で、「wind up」は「巻き上げる、終わる、結局~になる」という意味になります。
写真家、鏡、画家。誰が人間の顔を正しく見ているのだろうか。
⇒ Who sees the human face correctly, the photographer, the mirror, or the painter?
「correctly」は、「正しく、正確に」という意味の副詞です。
大きな孤独がなければ、本格的な仕事はできない。
⇒ Without great solitude, no serious work is possible.
「solitude」は、「孤独、辺境」という意味の名詞です。
また、「serious」は「深刻な、真面目な、本気の」という意味の形容詞です。
いつも私の言うことを信じてはいけない。質問があると、特に答えがない場合には嘘をつきたくなる。
⇒ You mustn’t always believe what I say. Questions tempt you to tell lies, particularly when there is no answer.
「tempt」は、「~するように唆す、誘惑する」という意味の動詞です。
若さには年齢がない。
⇒ Youth has no age.
「youth」は、「若さ、若者」という意味の名詞です。
まとめ
以上、パブロ・ピカソの名言や格言を英語で紹介してきましたが、いかがでしたか?
このページが皆さんのお役に立てば幸いです。
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