このページでは、「ごめんなさい」と謝るための英語表現をまとめて紹介しています。
謝る方法は「sorry」の他にも色々ありますので、是非複数のパターンを覚えて使いこなしていただければと思います。
以下のページも是非ご覧ください。
>>英語のビジネスメールで使える文例をまとめてみた
まず覚えるべき「ごめんなさい」と謝る2パターン
それでは早速、「ごめんなさい」と謝る際の英語表現について紹介していきます。
基本的には、ベースとなる以下の2パターンをしっかりと覚えておきましょう。
・I’m sorry for ~
・I apologize for ~
この「~」の部分に、後ほど紹介する「部品」を色々と組み合わせれば、表現のバリエーションを大きく広げることができます。
例えば、「~」の部分に「my late reply(遅い返信)」という部品を組み合わせると、
・I’m sorry for my late reply.
・I apologize for my late reply.
といった感じで、「返信が遅くなり申し訳ありません」という英語表現を2パターン作ることができますね。
「sorry」をベースとして、「apologize」なども織り交ぜながら文章を組み立てていくと、自然な印象になるかと思います。
「ごめんなさい」に組み合わせる「部品」一覧
次は、「ごめんなさい」に組み合わせるための「部品」を紹介していきます。
上では「my late reply」を例に挙げましたが、その他にも便利な部品はたくさんあります。
ベースは2パターンだけで充分ですが、こちらは出来るだけ多くのレパートリーを持っていた方が便利です。
覚えられるだけ覚えてしまいましょう。
・I’m sorry for ~
・I apologize for ~
の「~」の部分に組み合わせて使うようにしてください。
「ごめんなさい」に組み合わせるための部品一覧
・the error
⇒ 間違いがあり(ごめんなさい)
・the mistake
⇒ ミスして(ごめんなさい)
・the trouble
⇒ お手数をお掛けして(ごめんなさい)
・the inconvenience
⇒ ご不便をお掛けして(ごめんなさい)
・the delay
⇒ 遅れて(ごめんなさい)
・being late
⇒ 遅れており(ごめんなさい)
・my late reply
⇒ 返信が遅くなり(ごめんなさい)
・my late response
⇒ 対応が遅くなり(ごめんなさい)
・making you wait
⇒ 待たせて(ごめんなさい)
・making you busy
⇒ 忙しくさせて(ごめんなさい)
・troubling you
⇒ 困らせて(ごめんなさい)
・surprising you
⇒ 驚かせて(ごめんなさい)
・interrupting you
⇒ 邪魔をして(ごめんなさい)
・confusing you
⇒ 混乱させて(ごめんなさい)
・bothering
⇒ お騒がせして(ごめんなさい)
・being selfish
⇒ わがままを言って(ごめんなさい)
・not being able to ~
⇒ ~できず(ごめんなさい)
・being bad at English
⇒ 英語が苦手で(ごめんなさい)
・my poor English
⇒ 拙い英語で(ごめんなさい)
その他、謝る理由をもっと詳しく述べたい場合は、
・I’m sorry that ~
・I apologize that ~
とすることで、「~」の部分に文章をそのまま繋げることができます。
例えば、「役に立てなくてごめんなさい」と言いたい場合は、「I was not helpful.」という文章をthat以下に繋げて、
・I’m sorry that I was not helpful.
・I apologize that I was not helpful.
と表現することができます。
「for」を使って文章を組み立てるのが難しい場合は、この「that」も是非活用してみてください。
「sorry」の使い分けやアレンジ例
次に、sorry, apologizeなどの使い分けやアレンジ例を紹介したいと思います。
まずは「sorry」です。
「sorry」は「申し訳なく思う、残念に思う」という意味の形容詞です。
「ごめんなさい」という謝罪の気持ちを伝えたいときには最も頻繁に使われる表現ですね。
上ではI’m sorry for ~やI’m sorry that~という表現を紹介しましたが、副詞を入れることで様々なニュアンスの表現が可能です。
「sorry」のアレンジ例
Sorry.
⇒ ごめんなさい。
謝る際の一般的なフレーズです。
「I’m sorry.」はビジネスでも使われる表現ですが、「Sorry.」単体の場合は、日常生活で使われるややカジュアルな表現となります。
I’m so sorry.
⇒ 非常に申し訳ありません。
ビジネスでもよく使われる丁寧な表現です。
「so」は、「とても、非常に」という意味の副詞です。
I’m very sorry.
⇒ 大変申し訳ありません。
こちらも丁寧な表現です。
「very」は、「大変、とても」という意味の副詞です。
I’m really sorry.
⇒ 本当に申し訳ありません。
「really」は、「本当に、実に」という意味の副詞です。
I’m deeply sorry.
⇒ 深くお詫びします。
「deeply」は、「深く、とても」という意味の副詞です。
このように、申し訳ない気持ちを強調する表現は上手く使えるようになるととても効果的です。
ただ、日本人全般の特徴としては、必要以上に大袈裟に謝りすぎてしまうという傾向があるようです。
ちょっとしたことで深く謝りすぎてしまうと、逆に相手に引かれてしまう可能性もありますので、少し図々しいかなと思えるくらいでちょうど良いかと思います。
「apologize」の使い分けやアレンジ例
「apologize」は「謝罪する、詫びる」という意味の動詞です。
上で紹介した「sorry」よりもフォーマルで丁寧な表現となり、ビジネスシーンでもよく使われます。
なお、イギリス英語では「apologise」というスペルになりますので注意しましょう。
上ではI apologize for~やI apologize that~というフレーズを紹介しましたが、その他にも色々な表現が可能です。
「apologize」のアレンジ例
I apologize to (someone) for ~.
⇒ (人に)~のことを謝罪する。
「apologize」の後ろに「to 人」を付けることで、誰に対して謝るのかを表現することができます。
My apologies for ~.
⇒ 申し訳ありません。
「apology」は、「謝罪、陳謝」という意味の名詞です。
身内に対しても、ビジネスシーンでも使える表現です。
Please accept my deepest apologies.
⇒ 深くお詫び申し上げます。
こちらも「apology」という名詞の形で使われています。
直訳すると「私の深いお詫びを受け入れてください」というニュアンスで、とても堅苦しいフォーマルな表現です。
「ごめんなさい」を表すその他の表現
これまでに紹介してきたフレーズの他にも、知っておくと便利な「ごめんなさい」の表現はたくさんあります。
最後に少しだけ紹介して、終わりにしたいと思います。
My bad.
⇒ 悪いね。
とてもカジュアルな表現です。
親しい関係の相手に対して謝るときに使われます。
I feel bad.
⇒ すまなく思う。
日常会話で使われる表現です。
謝るという意味の他に、「気分が悪い」という意味でも使われるフレーズです。
It’s my fault.
⇒ 私の落ち度です。
「fault」は、「過ち、間違い」という意味の名詞です。
上の2つよりは少しフォーマルな表現です。
Excuse me.
⇒ ちょっとすみません。
日本人は、人を呼び止めたり、会話を遮るときにも「Sorry.」を使ってしまう傾向がありますが、このような場合には「Excuse me.」の方が適切です。
「sorry」は何か悪いことをしてしまって非を認めて謝罪する場合に使われる表現なので、「ちょっとすみません」という感覚で「sorry」を使ってしまうとやや違和感のある表現となります。
まとめ
以上、「ごめんなさい」と謝るための英語表現を紹介してきました。
「I’m sorry.」だけでなく、色々な表現を使えるようになれば会話のレパートリーも広がるかと思います。
このページが皆さんのお役に立てば幸いです。
以下のページも是非どうぞ。
>>アメリカ英語とイギリス英語、世界の国々ではどちらが話されている?