「肉」の種類は英語でどう言う?牛・豚・鶏・魚・羊・鴨・馬・猪・鹿・鯨など

このページでは、様々な種類の肉の英語表記について紹介しています。

例えば、「牛」は「cow」や「cattle」と言いますが、「牛肉」になると呼び方が変わって「beef」や「veal」になります。

牛肉・豚肉・鶏肉をはじめとするたくさんのお肉の英単語を紹介しておりますので、是非覚えてみてください。

また、以下のページも合わせてご覧ください。
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肉の種類を表す英語・英単語まとめ

それでは早速、色々な肉の英単語を紹介していきます。

ちなみに、「お肉」のことは英語では「meat」と言いますね。

メジャーなものから順に列挙していきますので、英語学習にもお役立てください。

牛肉 ⇒ beef, veal
豚肉 ⇒ pork
鶏肉 ⇒ chicken
魚肉 ⇒ fish
羊肉 ⇒ lamb, mutton
鴨肉 ⇒ duck
馬肉 ⇒ horse meat
猪肉 ⇒ boar meat
鹿肉 ⇒ venison
鯨肉 ⇒ whale meat
熊肉 ⇒ bear meat
山羊肉 ⇒ chevon, capretto
雉肉 ⇒ pheasant
七面鳥 ⇒ turkey
カンガルー肉 ⇒ kangaroo meat, roo meat
ワニ肉 ⇒ crocodile meat, alligator meat
すっぽん肉 ⇒ soft-shelled turtle
カエル肉 ⇒ frog legs

いかがでしょうか。

以下、それぞれの英語表現についてひとつずつ詳しく説明していきます。

牛肉

⇒ beef, veal

「牛」のことは「cow」や「cattle」、「bull」などと表現することができますが、「牛肉」のことは英語で「beef」「veal」と言います。

牛肉は、牛丼や肉じゃが、すき焼きのほか、肉寿司のように生で食べても美味しいですね。

「veal」という英単語にはあまり馴染みが無いかもしれませんが、これは「仔牛の肉」のことを指します。

特にフランス料理やイタリア料理において、カツレツなどで親しまれています。

豚肉

⇒ pork

「豚」のことは「pig」や「hog」と言いますが、「豚肉」のことは英語で「pork」と言います。

豚肉は、とんかつや豚汁、生姜焼きなどといった様々な料理に使われていますね。

日本でも古くから家畜として親しまれていた動物で、鹿児島の黒豚や沖縄のアグー豚でも有名です。

ちなみに、イスラム教においては豚は不浄なものであるとされており、その食用が禁じられています。

鶏肉

⇒ chicken

「鶏」のことは「rooster」や「hen」と言いますが、「鶏肉」のことは英語で「chicken」と言います。

なお、「chicken」という英単語は生きている鶏に対しても使うことができます。

ちなみに「鶏」とはニワトリのことを指すので、「肉」は「肉」の一種であると言えます。

「鳥肉」全般の総称としては「fowl」、鶏肉や鴨肉といった「家禽の肉」の総称は「poultry」と表現することができます。

魚肉

⇒ fish

「魚」のことは「fish」と言いますが、「魚肉」のことも同様に「fish」「fish meat」と言います。

ちなみに、日本で最も多く消費されている魚は「スケトウダラ」で、かまぼこやちくわといった練り製品に多く使われています。

魚には大きく分けて「赤身魚」と「白身魚」がありますが、血の中で酸素を運ぶための「ヘモグロビン」の量がこの色に関係しています。

マグロなどの「赤身魚」はたくさん泳いで多くの酸素を必要とするため、血液中の「ヘモグロビン」の量も多く、身が赤くなります。

一方で、カレイやヒラメなどの「白身魚」はあまり泳がずにじっとしているため、酸素をあまり必要とせずに身が白くなります。

羊肉(ようにく)

⇒ lamb, mutton

「羊」のことは「sheep」などと表現しますが、「羊肉(ようにく)」のことは「lamb」「mutton」と言います。

北海道の名物であるジンギスカンやラムチョップなどに使われる肉で、近年人気が急上昇していますね。

なお、生後およそ1年未満の「仔羊の肉」のことは「lamb」、それ以上の「羊肉」のことは「mutton」と呼び分けられています。

若い「lamb」は肉質がとても柔らかく、成熟した「mutton」は風味が強いことが特徴です。

鴨肉

⇒ duck

「鴨」のことは「duck」と言いますが、「鴨肉」のことも同様に「duck」「duck meat」と言います。

「duck」と言えば、まず「アヒル」を思い浮かべる人が多いかと思いますが、「アヒル」も「鴨」も英語では「duck」と呼ばれます。

アヒルは漢字では「家鴨」と書くように、どちらも鴨の仲間なのですね。

なお、私たちが普段「鴨肉」として食べているお肉はほとんどが「アヒル」の肉で、緑色の頭をした「マガモ」は珍しい存在となっています。

ちなみに、世界三大珍味である「フォアグラ」はアヒルやガチョウの肝臓ですが、これはフランス語で「foie gras」と表記します。

馬肉

⇒ horse meat

「馬」のことは「horse」と言いますが、「馬肉」のことも同様に「horse meat」と言います。

あまり食用として飼育されることが少ない動物なので、通常は「meat」を後ろに付けることが多いです。

日本では「桜肉」という別名でも親しまれており、フランス文化圏でも一般的に食卓に登場するお肉です。

しかし、イギリス文化圏では馬肉を食べることがタブーとされている地域も多く、アメリカ、オーストラリアなどでもあまり人気が無いようです。

猪肉(いのししにく)

⇒ boar meat

「猪(イノシシ)」のことは「boar」や「wild boar」と言いますが、「猪肉(いのししにく)」のことも同様に「boar meat」「wild boar meat」と言います。

豚肉に近い肉質で、ジビエ料理の定番食材となっていますね。

なお、「ジビエ(gibier)」はフランス語の言葉で、狩猟によって得られる獣肉全般のことを指します。

ちなみに、「豚」とは猪(イノシシ)を家畜として飼いやすいように品種改良したもので、元々は同じ動物です。

日本では「牡丹(ぼたん)肉」という別名でも親しまれており、鮮やかな色合いが牡丹のように見えることからこのように名付けられたとも言われています。

鹿肉

⇒ venison

鹿のことは「deer」、子鹿のことは「fawn」と言いますが、「鹿肉」のことは「venison」と言います。

「deer meat」と呼ばれることもありますが、あまり一般的では無いようです。

とても低脂肪でカロリーが少ない一方で、栄養が豊富なので健康志向の人には人気のあるお肉です。

日本では「紅葉(もみじ)」という別名も付けられており、花札の10月札には鹿と紅葉がセットで描かれていますね。

鯨肉(くじらにく)

⇒ whale meat

鯨のことは「whale」と言いますが、「鯨肉(くじらにく)」のことも同様に「whale meat」と言います。

かつては竜田揚げやオーロラ煮として、給食のメニューの定番となっていたお肉ですね。

古くから鯨油や鯨肉のために捕鯨が盛んに行われていましたが、現在では生産量がだいぶ減少してしまいました。

上で紹介した「猪肉」と味が似ているため、「猪肉」には「山鯨」という別名が付けられているそうです。

熊肉

⇒ bear meat

熊のことは「bear」と言いますが、「熊肉」のことも同様に「bear meat」と言います。

うま味が非常に強い肉ですが、その一方で匂いも強いので、味噌を入れて熊汁や煮物として食べることが多いようです。

猪肉や鹿肉と同じように、狩猟によって得られる獣肉の総称である「ジビエ(gibier)」とされています。

日本においてはツキノワグマとヒグマの2種類が存在しています。

本州には小型のツキノワグマが、北海道には大型のヒグマが生息しており、熊が生息する山あいの地域では古くから食用としても親しまれています。

山羊肉(やぎにく)

⇒ chevon, capretto

山羊のことは「goat」と言いますが、「山羊肉(やぎにく)」のことは「chevon」と言います。

その他に「goat meat」と呼ばれることもありますが、消費者にとっては「chevon」の方が聞こえが良いようです。

また、「若い山羊の肉」「capretto」とも言います。

また、アジアなどの一部の地域においては、「羊肉」だけでなく「山羊肉」のこともまとめて「mutton」という名前で呼ばれています。

雉肉(きじにく)

⇒ pheasant

雉のことは「pheasant」と言い、「雉肉(きじにく)」も同様に「pheasant」「pheasant meat」と言います。

古来より食用として利用されており、上品で淡泊な味わいと豊かな風味が特徴です。

日本の国鳥として大切にされている鳥で、一万円札にもその姿が描かれています。

桃太郎においても、鬼退治のお供として雉が登場しますね。

七面鳥

⇒ turkey

七面鳥のことは「turkey」と言いますが、「七面鳥の肉」のことも同様に「turkey」と言います。

ターキーレッグなどは、クリスマスのご馳走として親しまれていますね。

上で紹介した雉の仲間で、北米大陸にしか生息していませんが、トルコから伝わった「ホロホロチョウ」に似ていることから「turkey」という名が付けられました。

日本語の「七面鳥」は、興奮すると首の色が七色に変わることがその名の由来と言われています。

カンガルー肉

⇒ kangaroo meat, roo meat

カンガルーのことは「kangaroo」や、略して「roo」と言いますが、「カンガルー肉」のことも同様に「kangaroo meat」「roo meat」と言います。

濃厚な風味があり牛肉に似た味をしているため、ステーキやハンバーグなどによく用いられています。

「カンガルー肉」は、古くからオーストラリア先住民のアボリジニの間で親しまれてきました。

現代においてもレストランやスーパーなど、オーストラリアの至る所で見かけるお肉です。

ワニ肉

⇒ crocodile meat, alligator meat

「ワニ」は「crocodile」や「alligator」と言い、「ワニ肉」「crocodile meat」「alligator meat」と言います。

肉質は鶏肉に似ており、淡泊な味が特徴的です。

ワニは、その種類によって「alligator」や「crocodile」と呼び方が変わります。

小型で頭が尖っている種類のワニは「alligator」、大型で頭が丸みを帯びている種類のワニは「crocodile」と区別されます。

すっぽん肉

⇒ soft-shelled turtle

「すっぽん」は英語で「soft-shelled turtle」と言いますが、「すっぽん肉」のことも同様に「soft-shelled turtle」と言い表すことができます。

「すっぽん」はアジアにのみ生息していて欧米では馴染みがないことから、「柔らかい甲羅の亀」と表現することになります。

雷が鳴っても離さないと言われている、とても顎の力が強い動物ですね。

「すっぽん肉」からは美味しい出汁が出るため、すっぽん鍋やスープの具材として人気の高級食材です。

カエル肉

⇒ frog legs

「カエル」のことは「frog」や「toad」と言いますが、「カエル肉」のことは「frog legs」と呼ばれることが一般的です。

「frog meat」と呼ばれることもありますが、基本的には足の部分のみが食用になることから、「frog legs」という表現の方がよく用いられます。

また、食用とされるのは「frog」に分類される「ウシガエル」で、「toad」と呼ばれる「ヒキガエル」は毒があるものが多いため、普通は食用となりません。

そのため、基本的には「frog legs」と覚えておきましょう。

なお、カエル肉は鶏肉に似て淡泊な味で、フランス料理や中華料理でよく使われている食材となっています。

まとめ

以上、色々な種類の肉の英語表記について紹介してきましたが、いかがでしたか。

このページが皆さんの参考になれば幸いです。

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