このページでは、ニーチェの名言や格言を英語で紹介しています。
フリードリヒ・ニーチェはドイツの哲学者で、実存主義の先駆けとなった人物としても有名ですね。
是非、あなたのお気に入りの名言を探してみてください。
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ニーチェの英語名言・格言一覧まとめ
それでは、ニーチェの名言や格言を英語で紹介していきます。
日本語、英語、簡単な解説を併記していますので、是非英語学習にも活用してみてくださいね。
政治家は人類を、道具と敵という2つの種類に分けている。
⇒ A politician divides mankind into two classes, tools and enemies.
「politician」は、「政治家、政客」という意味の名詞です。
退屈に対しては、神々さえも無駄に闘う。
⇒ Against boredom even the gods struggle in vain.
「struggle」は、「戦う、もがく」という意味の動詞です。
また、「in vain」は「無駄に、いたずらに」という意味です。
人間の心に刻み込むためには、全ての素晴らしいものは怪物のような恐ろしい仮面をまず着用しなければならない。
⇒ All great things must first wear terrifying and monstrous masks in order to inscribe themselves on the hearts of humanity.
「inscribe」は、「彫る、刻む」という意味の動詞です。
また、「monstrous」は「非常に恐ろしい、怪物のような」という意味の形容詞です。
ある経験をすることよりも、ある経験の欠如によって人格は形成される。
⇒ Character is determined more by the lack of certain experiences than by those one has had.
「character」は、「性格、特性、人格」という意味の名詞です。
信念とは、嘘よりも危険な真実の敵だ。
⇒ Convictions are more dangerous enemies of truth than lies.
「conviction」は、「信念、確信」という意味の名詞です。
利己主義は、まさに気高い魂の本質だ。
⇒ Egoism is the very essence of a noble soul.
「egoism」は、「利己主義、自己中心的」という意味の名詞です。
深い思想家は皆、誤解されるより理解されることを恐れている。
⇒ Every deep thinker is more afraid of being understood than of being misunderstood.
「misunderstand」は、「誤解する、勘違いする」という意味の動詞です。
全ての伝統はさらに尊敬されるようになる。その起源が遠くなっていくほど、その起源は混乱していく。それによる尊敬は世代から世代へと増加していく。
⇒ Every tradition grows ever more venerable. the more remote its origin, the more confused that origin is. The reverence due to it increases from generation to generation.
「venerable」は、「尊ぶべき、神々しい」という意味の形容詞です。
また、「reverence」は「尊敬、敬意」という意味の名詞です。
恐怖は道徳の母だ。
⇒ Fear is the mother of morality.
「morality」は、「道徳」という意味の名詞です。
女性にとって男性は手段だ。目標は常に子供である。
⇒ For the woman, the man is a means. The end is always the child.
「means」は、「手段、方法、財力」という意味の名詞です。
末尾に「s」が無いと別の意味になってしまうため、注意しましょう。
神とは、真っ直ぐのもの全てを歪んだものにする考えである。
⇒ God is a thought which makes crooked all that is straight.
「crooked」は、「曲がっている、歪んだ」という意味の形容詞です。
神は死んだ。
⇒ God is dead.
ニーチェの最も有名な名言です。
現在形の英文なので、文法に忠実に訳すと「神は死んでいる」ですね。
偉大な知性は懐疑的である。
⇒ Great intellects are skeptical.
「skeptical」は、「懐疑的な、信用しない」という意味の形容詞です。
自分自身に従うことのできない人は支配される。それが生物としての摂理だ。
⇒ He who cannot obey himself will be commanded. That is the nature of living creatures.
「command」は、「命令する、支配する」という意味の動詞です。
最も高い山に登る人は、現実や想像における全ての悲劇を笑う。
⇒ He who climbs upon the highest mountains laughs at all tragedies, real or imaginary.
「tragedy」は、「悲劇、不運」という意味の名詞です。
生きる理由を持っている人は、いずれにしても耐えることができる。
⇒ He who has a why to live can bear almost any how.
「any how」は、「どんな方法でも、いずれにしても」という意味になります。
ほとんど何も所有していない人は、他者にあまり所有されていない。穏やかな貧困に恵まれているんだ!
⇒ He who possesseth little is so much the less possessed. Blessed be moderate poverty!
「possesseth」は「possess」の古い言い方で、「所有する、抑える」という意味ですね。
ここで人の道が分かれている。もし心の平穏と幸福のために努力したいのなら、信じなさい。もし真実の弟子になりたいのなら、尋ねなさい。
⇒ Here the ways of men divide. If you wish to strive for peace of soul and happiness, then believe. If you wish to be a disciple of truth, then inquire.
「disciple」は、「門弟、弟子」という意味の名詞です。
人の苦痛を長引かせるので、現実における希望は全ての悪の中でも最悪である。
⇒ Hope in reality is the worst of all evils because it prolongs the torments of man.
「torment」は、「苦痛、苦悩」という意味の名詞です。
いつも称賛されたがっている神を信じることはできない。
⇒ I cannot believe in a God who wants to be praised all the time.
「praise」は、「称賛する、褒める」という意味の動詞です。
個人においては、狂気は珍しい。しかし、集団や政党、国家、時代においては、それは常のことだ。
⇒ In individuals, insanity is rare. But in groups, parties, nations and epochs, it is the rule.
「insanity」は、「狂気、愚行、精神病」という意味の名詞です。
また、「epoch」は「時代、新紀元」という意味の名詞です。
目に見えない糸が、最も強い結び付きである。
⇒ Invisible threads are the strongest ties.
「thread」は、「糸、筋道」という意味の名詞です。
人間は神の過ちなのか?それとも、神が人間の過ちなのか?
⇒ Is man one of God’s blunders? Or is God one of man’s blunders?
「blunder」は、「失敗、間違い」という意味の名詞です。
他の人が1冊の本の中で言うことを、10個の文章で言うのが私の野望だ。
⇒ It is my ambition to say in ten sentences what others say in a whole book.
「ambition」は、「野心、野望」という意味の名詞です。
人生とは、何度も何度も自分自身に打ち勝たなくてはならないものだ。
⇒ Life is that which must overcome itself again and again.
「overcome」は、「克服する、打ち勝つ」という意味の動詞です。
恋は盲目。友情は目を閉じる。
⇒ Love is blind. Friendship closes its eyes.
こちらも非常に有名なニーチェの名言ですね。
「blind」は、「目の見えない、目の不自由な」という意味の形容詞です。
もはや誇りを持って生きられないときは、誇りを持って死ぬべきだ。
⇒ One should die proudly when it is no longer possible to live proudly.
「no longer」は、「もはや~ない」という意味です。
人生に関して、全ての年齢の賢人たちは同様に判断した。それは無価値であると。
⇒ Regarding life, the wisest men of all ages have judged alike. It is worthless.
「worthless」は、「価値の無い、無益な」という意味の形容詞です。
沈黙はより悪いものだ。黙っている真実の全ては有害となる。
⇒ Silence is worse. All truths that are kept silent become poisonous.
「poisonous」は、「有毒な、有害な」という意味の形容詞です。
自分の幻想を壊されたくないので、時に人々は真実を聞きたがらないだろう。
⇒ Sometimes people don’t want to hear the truth because they don’t want their illusions destroyed.
「illusion」は、「幻想、幻影」という意味の名詞です。
自分についてたくさん話すこともまた、自分自身を隠すための手段となり得る。
⇒ Talking much about oneself can also be a means to conceal oneself.
「conceal」は、「隠す、秘密にする」という意味の動詞です。
敵に対する最良の武器は、他の敵である。
⇒ The best weapon against an enemy is another enemy.
敵の敵は味方ということですね。
「weapon」は、「武器、兵器」という意味の名詞です。
高く飛べば飛ぶほど、飛べない人にとっては小さく見える。
⇒ The higher we soar, the smaller we appear to those who cannot fly.
「soar」は、「飛ぶ、舞い上がる」という意味の動詞です。
人生から最大の利益と最大の楽しみを享受するための秘訣とは、危険に生きることだ。
⇒ The secret of reaping the greatest fruitfulness and the greatest enjoyment from life is to live dangerously.
「reap」は、「刈り入れる、収穫する」という意味の動詞です。
また、「fruitfulness」は「実り多いこと、有益なこと」という意味の名詞です。
私たちの目の前にはいつも岩があるだろう。それらはつまずく障害物にもなれば、飛び石にもなる。全てはそれらをどう使うか次第だ。
⇒ There will always be rocks in the road ahead of us. They will be stumbling blocks or stepping stones. It all depends on how you use them.
「stumble」は、「つまずく、よろめく」という意味の動詞です。
生きることとは苦しむことで、生き残ることとは苦しみの中で何か意味を見つけることだ。
⇒ To live is to suffer, to survive is to find some meaning in the suffering.
「suffer」は、「辛抱する、経験する」という意味の動詞です。
まとめ
以上、ニーチェの名言や格言を英語で紹介してきましたが、いかがでしたか?
このページが皆さんのお役に立てば幸いです。
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