このページでは、personal(パーソナル)、personnel(パーソネル)という英単語の意味の違いについて紹介していきます。
どちらもよく見かける英単語ですが、意味の違いを明確に説明できる人は少ないのではないでしょうか。
これらの単語には両方とも「person」という文字が含まれており、どちらも「人」に関連する英単語です。
しかし、「personal」と「personnel」という2つの英単語はそれぞれ全く違う意味で使われるため、しっかりと違いを押さえておきましょう。
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personal(パーソナル)とpersonnel(パーソネル)の意味の違い
「personal」と「personnel」の意味の違いを簡単にまとめると、以下の通りです。
personal ⇒ 個人の、自分の
personnel ⇒ 職員、隊員、人事
いかがでしょうか。
「個人の、自分の」という意味で使われる「personal(パーソナル)」の方が、使用頻度が高い英単語です。
「personnel(パーソネル)」は、「personal(パーソナル)」に比べると使われる機会が少ない英単語かと思います。
例えば、パソコンは「個人のコンピューター」なので「personnal computer(パーソナルコンピューター)」と言います。
また、「個人情報」のことは、英語では「personal data(パーソナルデータ)」と表現します。
マンツーマンで「自分だけに指導してくれる先生」のことは、「personal trainer(パーソナルトレーナー)」と呼ばれています。
一方で、会社の「人事部」のことは「personnel department」と言います。
また、人材派遣会社などの社名にも「personnel(パーソネル)」という言葉がよく使われています。
それでは、次にそれぞれの単語について詳しく見ていきましょう。
「personal(パーソナル)」という単語の意味と使い方
「personal」は、「個人の、自分の、身体の」という意味で、「individual」によく似た意味の英単語です。
なお、この「personal」は基本的には形容詞として使われます。
「person」という名詞に、接尾語の「al」が付いて形容詞になりました。
接尾語について、詳しくは以下のページをご覧ください。
>>「接尾語」を覚えて楽に英単語を暗記しよう!主な接尾語まとめ
ちなみに「personal」という単語を英英辞典で調べると、以下のような意味となっています。
“belonging or relating to one particular person, rather than to other people or to people in general”
⇒ 他の人々や一般の人々というよりも、ある特定の一人に関連していること
“relating to the private areas of your life”
⇒ 生活のプライベートな領域に関連していること
なお、「personal」は「pˈɚːs(ə)nəl」と発音します。
日本語の中でカタカナ英語として使われているように、「パーソナル」と読んでしまっても問題ありません。
しかし、次の章で紹介する「personnel(パーソネル)」は発音に注意する必要があるので、違いを押さえておいてください。
最古に、参考までに短い例文を紹介します。
Don’t put personal belongings.
⇒ 私物を置かないでください。
「personnel(パーソネル)」という単語の意味と使い方
「personnel」という英単語には、「職員、隊員、人事」という意味があります。
基本的には、会社や軍隊などのように何らかの組織で働く人のことを指します。
なお、「人事」のことは、「personnel」の他に「human resources」というフレーズで表現することも可能です。
上で紹介した「personal」は基本的に形容詞として使われますが、「personnel」は名詞として使われることが多い英単語です。
「personal」とは異なり「n」を2個重ねる必要があるため、スペルミスには注意してください。
なお、英英辞典では以下のような意味になっています。
“the people who work in a company, organization, or military force”
⇒ 会社や組織、軍隊で働く人のこと
“the department in a company that chooses people for jobs and deals with their complaints, problems etc”
⇒ 会社内で人を仕事に割り当てたり、社員の諸問題に対処する部署のこと
なお、「personnel」の発音については要注意です。
カタカナ英語のような感覚で「パーソネル」と発音してしまうと、なかなか意味が通じません。
「personnel」は「p`ɚːsənél」と発音し、アクセントは「ネ」の位置に来るため、イントネーションには気を付けてください。
最後に、参考までに簡単な例文をご紹介します。
All the personnel were fired.
⇒ 全ての従業員は解雇された。
まとめ
以上、personal(パーソナル)、personnel(パーソネル)の意味の違いについて紹介してきましたが、いかがでしたか。
なんとなく混同してしまいそうな英単語ですが、これらの意味の違いをしっかりと理解しておけば、いざという時に役に立つかと思います。
是非このページを参考に、しっかりと整理しておいていただければと思います。
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