このページでは、学校の教科書ではあまり登場しないものの、日常会話の中では頻繁に登場するスラングや慣用表現について紹介しています。
事前にスラングの意味を把握しておくことで、スムーズな会話に繋げることができますね。
また、こちらのページもどうぞ。
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それでは、早速スタートです!
英会話スラング・慣用表現まとめ
Absolutely.
⇒ もちろん
「絶対に」という意味もありますが、強い賛同を表す「もちろん」という意味もあります。
反対に「Absolutely not.」で「全く違う」という強い否定の意味になります。
A: Do you want to have lunch with me?
一緒に昼食を食べませんか?
B: Absolutely!
もちろん!
apples and oranges
⇒ 「全くの別物」
「全く別物なので比較できない」という意味でよく使われます。
逆の意味では「apples to apples」となります。これは日本語の会話でもたまに使いますね。
A: It’s like comparing apples to oranges.
そんなの比較にならないよ。
awesome
⇒ 最高、素晴らしい
本来は「畏敬の念を抱かせる」という意味ですが、近年これらの意味でよく使われるようになりました。
ニュアンス的には「すごい!」といった感じですね。
A: I finally got accepted into Tokyo University. ついに東大に受かったよ。
B: That’s awesome! それはすごい!
betcha
⇒ もちろん、どういたしまして
「bet you」が変化したものです。
「もちろん」という肯定の他に、「どういたしまして」という意味でも使われます。
A: Will you go to office? 会社に行くつもりなの?
B: You betcha. もちろんね。
big mouth
⇒ おしゃべり、口が軽い
「大口をたたく人」という意味でも使われますが、「口が軽い」という意味の方が一般的です。
He has a big mouth. 彼は口が軽い。
blah blah blah
⇒ とかなんとか
blah単体は「ばかばかしい」「たわ言」といった意味ですが、続けて使うことで「とかなんとか」「などなど」といった意味も持ちます。
なお、ディズニー映画の塔の上のラプンツェルの中にも、このフレーズが登場します。
>>英語学習に適したディズニー映画をまとめてみた
She talked about Hawaii and blah blah blah. 彼女はハワイなどなど色々なことについて話をした。
bring it on down
⇒ やりきる
特に、「難しい物事をこなす」という意味で使われるフレーズです。
I have to bring it on down. なんとかこなさなきゃいけない。
bummer
⇒ がっかりだ、嫌だ
不運な出来事について使われるスラングです。
A: I lost my wallet. 財布を失くしちゃった。
B: That’s bummer. そりゃ残念だ。
catch you later
⇒ また後で!
「I will catch you later.」が略されたフレーズです。
「See you.」とは少し異なり、すぐ後に会う予定がある場合に使います。
A: I’ve got to go now. もう行かなきゃ。
B: Catch you later! また後でね!
catch up
⇒ 久しぶりに会う
「追いつく」という意味もありますが、「久しぶりに会う」というような意味でもよく使われます。
Let’s catch up! 久々に会おうよ!
check it out
⇒ 調べてみて、注目して
何かを調べてほしいとき、何かの誤りを見つけたとき、注目してほしいときなど、幅広く使えるスラングです。
It is something wrong, so could you please check it out. 何かおかしいので調べていただけませんか。
chick-flick
⇒ 女性向け恋愛映画
「chick」が女の子、「flick」が映画という意味を持ちます。
I hate chick flicks. 恋愛映画は嫌いだ。
chill out
⇒ ぶらぶらする、くつろぐ
「冷静になる」という意味のほかに、「ぶらぶらする」「くつろぐ」という意味も持っています。
I will chill out with my girl friend. 彼女とぶらぶらしてくるよ。
cut it out
⇒ やめろ、いい加減にしろ
「cut out」では「切り離す」「切り取る」のような意味ですが、「cut it out」となると「やめろ」という意味となります。
Cut it out! I’m tired. やめろ!疲れてるんだ。
cut the crap.
⇒ くだらない話はやめろ
「crap」とは「嘘」「たわ言」という意味の名詞です。
Let’s cut the crap. つまらない話はやめよう。
damn it
⇒ ちぇっ、くそっ
よく耳にするフレーズかもしれませんが、下品なスラングなので使い時には注意してください。
主に男性がよく使います。
Damn it! I lost my wallet! くそっ!財布を失くした!
dead tired
⇒ へとへと、疲れ切って
死ぬほど疲れた、というようなニュアンスです。
I’m dead tired now. もうへとへとだよ。
decked out
⇒ 着飾る
「deck」という単語は、動詞として使う場合は「飾る、装わせる」という意味を持ちます。
She was decked out in the party. 彼女はパーティで着飾っていた。
do you
⇒ あなたの真似をする
「do you」は「あなた」を「する」ということで、「真似をする」という意味にもなります。
They always do you. 彼らはいつもあなたの真似をしている。
don’t you dare
⇒ やめて!
これからしようとしていることに対して、拒絶する意味となります。
A: I will tell him so. 彼にそう伝えておくよ。
B: Don’t you dare! やめて!
dude
⇒ 男性への呼び掛け
男性の友達同士で話しかける際によく使われるフレーズです。
What’s up, dude? 調子はどう?
easy as pie
⇒ とても簡単
パイを食べるのと同じくらいに簡単、という意味のスラングです。
Today’s work was as easy as pie! 今日の仕事は楽勝だったよ!
eat away at
⇒ むしばむ
「むしばむ」という意味を表現する際、日本語の「食いつぶす」という言葉と同じように、英語でも「eat」という動詞を使うことができます。
She will eat away at his savings. 彼女は彼の貯金を食いつぶすつもりだ。
fam
⇒ 親しい友人
「family」から派生したスラングで、家族や恋人だけでなく、家族のように親しい友人の意味もあります。
We are fam, aren’t we? 私達、親友だよね?
flaky
⇒ 信用できない人、いい加減な人
約束を破ったり、急にキャンセルしたりする人に対してよく使われます。
He is so flakey. Don’t invite him again. 彼はいい加減だね。次は誘わないでおこうよ。
FR
⇒ 本当に
ネットスラングで、「for real」が略されたものです。
FRFR! マジでマジで!
freak out
⇒ びっくりする、驚く
別の単語で言い換えると、「panic」に近い表現です。
This ride freaked me out! この乗り物は怖かったよ!
give me five
⇒ ハイタッチ!
ハイタッチするときに使うフレーズで、和訳すると、「指を5本出して」という意味ですね。なお、「ハイタッチ」は和製英語です。
That was awesome. Give me five! それはすごい!ほらハイタッチ!
give someone the moon door
⇒ 別れる、解雇される
直訳すると「月のドアを与える」で、「別れる」という意味になります。
I gave him the moon door. 彼は振ったよ。
go ahead and bounce
⇒ さあ帰ろう
「Let’s go」と同じような意味の、主に男性が使います。
It’s boring. Go ahead and bounce. つまんないな。帰ろう。
go bananas
⇒ おかしくなる、気が狂う
サルがバナナを見ると騒ぐことに由来するスラングです。
フォーマルな場面では使わないようにしましょう。
She went bananas. 彼女は頭がおかしくなった。
gonna
⇒ ~するつもり
「going to」が略されたものです。
「I’m going to run.」は「I’m gonna run.」となります。
What are you gonna do? どうするつもり?
good grief
⇒ なんてこった
「grief」は悲しみの意味を持ちますが、「Good grief.」は呆れたとき等に使われます。
A: I was taking a nap until 4 o’clock. 4時まで昼寝してたよ。
B: Good grief! なんてこった!
got it
⇒ 分かった
「I got it」が略されたものです。
類似表現の「You got it」は、相手から何かを頼まれたときに「分かった」という意味で使います。
A: Let’s meet in the morning tomorrow. 明日の朝に会いましょう。
B: I got it. 分かりました。
gotcha
⇒ 捕まえた、見つけた、了解した
「I got you」が略された表現です。
A: It’s not easy to catch Pikachu. ピカチュウを捕まえるのは大変だよ。
B: Oh, Gotcha! おっ!捕まえた!
gotta go
⇒ もう行かなくちゃ
「gotta」は「got to」の略です。
元々「I have gotten to go.」だったところが、省略されて「I got to go.」、「I gotta go.」と変化してきました。
Sorry, I gotta go! ごめんなさい、もう行かないと!
grand
⇒ 1,000ドル、1,000ポンド
アメリカなら1,000ドル、イギリスなら1,000ポンドのことを「grand」と言います。
I got 5 grand as summer bonus. 夏のボーナスとして5,000ドル支給された。
hang in there
⇒ 頑張って、負けないで
どちらかと言うと、負けそうな状況や辛い状況にある中で元気付けるときに使われます。
逆に「Good luck!」は将来の出来事がうまくいくように祈るフレーズです。
A: I lost my wallet. 財布落としちゃった。
B: Hang in there. あんまり落ち込むなよ。
hang out
⇒ 遊ぶ、ぶらつく
「外でぶらぶら遊ぶ」というような意味を持つ、若者言葉です。
家の中でぐうたらする場合は「chill out」が適切です。
Let’s hang out tomorrow. 明日遊ぼうよ!
have a cow
⇒ 激しく怒る
人間がまるで牛を産むかのように大騒ぎすることが語源のようです。
I was just asking. Don’t have a cow. ちょっと聞いてみただけだよ。怒らないで。
hit the sack
⇒ 寝る
意味としては「go to bed」と同じになります。
「sack」とは布でできた袋のことです。
I’m gonna hit the sack. もう寝なきゃ。
hold up
⇒ 待たせる、遅らせる
「hold up」は何かを遅らせる、引き留めるようなイメージで捉えてください。
I don’t want to hold you up, I’ll ask you briefly. あまり引き留めたくないので、手短に聞きます。
how dare you
⇒ よくもそんなことを!
相手の言動に対して、怒ったり不愉快なときに使われる表現です。
How dare you laugh at me! よくもまあ私のことを笑えるものだ!
How’s it going?
⇒ 調子どう?
類似表現として、「How’re things?」というフレーズもよく使われます。
Hey Tom, how’s it going? やあ、トム。調子はどう?
I could eat a horse
⇒ お腹ぺこぺこだ。
馬一頭を食べることができるくらいにお腹が空いている、という意味です。
I could eat a horse right now. 今めちゃくちゃ腹ペコだよ。
I don’t give a damn
⇒ 関係無いよ、知ったこっちゃないよ
「I don’t care.」をさらに乱雑に言った感じです。
I don’t give a damn about this matter. 俺はこの件に関しては知ったこっちゃないよ。
I feel you
⇒ 分かるよ
相手の気持ちに同情するニュアンスのフレーズです。
A: I’m nervous today because I have to take the exam. 今日試験だから緊張するよ。
B: I feel you. 分かるよ。
I’m broke
⇒ 金欠なんだ
break「壊れる」の過去形ではなく、形容詞として使われていて「金欠の、無一文の」を意味します。
A: Let’s hang out tomorrow! 明日遊ぼうよ!
B: I wish I could, but I’m broke. そうしたいんだけど、金欠なんだ。
I’m dead
⇒ 面白すぎる、大爆笑だ
笑い過ぎて死にそう、というニュアンスです。
A: See this movie. この動画見てよ。
B: I’m dead. 面白すぎる。
in my book
⇒ 私の考えでは
「book」という単語は「本」という意味の他にも、「規則」や「基準」という意味もあります。
この場合は、「私の基準の中では」というようなニュアンスになります。
In my book, you should lose weight. 私が思うには、あなたは体重を減らすべきだと思う。
in the same boat
⇒ 同じ状況にいる
困難な状態にある場合や苦境に陥っている場合など、マイナスの状況のときに使われるスラングです。
A: I haven’t finished my task yet. まだ仕事が終わっていません。
B: I’m in the same boat. 私も同じ状況だよ。
it is what it is
⇒ 仕方が無い、それが現実だ
ありのままの事実を受け入れるしかないという場面で使われるフレーズです。
I tried hard, but in vain. It is what it is. 頑張ったけど無駄だった。これが現実だ。
jelly
⇒ 羨む、嫉妬する
ゼリーという意味の「jelly」ではなく「jealous」から派生したスラングで、羨むという意味があります。
ネット上でよく使われます。
U jelly? あなた羨ましいの?
keep it down
⇒ 静かにする
直訳すると「それを抑え込む」という意味ですが、これが転じて「音量を下げる」「静かにする」という意味となります。
Could you please keep it down? 静かにしていただけませんか?
kick back
⇒ くつろぐ
「kickback」と1語にすると「パーティー」や「飲み会」を意味する名詞になりますし、日本でもよく使う「リベート」といった意味にもなります。
Please sit down and kick back. 座ってくつろいでください。
kill time
⇒ 時間をつぶす
「時間を殺す」ということで「時間をつぶす」という意味のスラングです。
割と一般的に使われる言葉ですが、「kill」というワードも入っていますので使うタイミングには注意しましょう。
I’m gonna play video game and kill some time before I go to the office.
kiss my ass
⇒ ふざけるな、くたばれ
この表現は非常に強い言い方になりますので、使い時には注意してください。
A: Give me some money. 金をくれ。
B: You can kiss my ass! ふざけるな!
LOL
⇒ 声を出して笑う、(笑)
「laughing out loud」の頭文字を取ったもので、ネットスラングです。
He is really crazy. LOL 奴はマジで狂ってるな(笑)
low key
⇒ ひそかに、おとなしい
逆に「high key」だと、「みんなに知らせる」というような意味になります。
Her welcome party was a low key event. 彼女の歓迎会は静かな会だった。
make a racket
⇒ 大騒ぎすること
「racket」は口語で「騒音」という意味があります。
She told them to stop making a racket. 彼女は彼らに騒ぎを止めるように言った。
man
⇒ 男性への呼び掛け
男の友達などに呼び掛ける際に使われるフレーズです。
What’s up, man! 調子どう?
mate
⇒ 友達への呼び掛け
「man」とは異なり、このフレーズは男女問わず使うことができます。
Alright, mate. わかったよ。
meme
⇒ ネット上で広がるネタ
「ミーム」と発音します。
ネット上で拡散されていくコピペや画像などのネタのことです。
I saw a funny meme. 面白いネタを見つけた。
messed up
⇒ 混乱している、めちゃくちゃにする
動詞として使われる場合は「失敗した」という意味になり、be動詞と使う場合は「頭がおかしい状態」を表します。
My feelings are messed up. 私の感情が混乱しています。
nasty
⇒ ヤバイ、最高の
「不快な」のように基本的にはマイナスの意味を持つ単語ですが、プラスの意味で使われることもよくあります。
She is nasty at the piano. 彼女はピアノがやばいくらい上手い。
no bullshit
⇒ 本当だ
「bullshit」は「嘘」「でたらめ」という意味があります。
これを「no」で打ち消すことで「本当」という意味となります。
A: She is very good singer. 彼女は良い歌手だな。
B: No bullshit. 本当だね。
no sweat
⇒ お安い御用、心配無用
「汗をかかない」ことが転じて、「お安い御用」「朝飯前」というような意味となりました。
A: Can you take this baggage? この荷物取ってくれない?
B: Yes, no sweat. お安い御用だよ。
no way
⇒ あり得ない、絶対無理
「方法が無い」という意味が転じて、「あり得ない」という意味になりました。
There is no way he could have made such a mistake. 彼がそんなミスをするなんてあり得ない。
nope
⇒ 違うよ
「no」と意味は同じで、よりくだけた表現です。
A: Will you go to the party? パーティー行くの?
B: Nope, I don’t want to. いや、行きたくない。
oops
⇒ おっと
主に小さな失敗に対して使います。
深刻な失敗をしてしまったときに使うようなフレーズではないので、気を付けましょう。
Oops! I forgot to take medicine. おっと、薬を飲むのを忘れてた。
or naw (or nah)
⇒ ~?それとも違う?
「naw」や「nah」は「no」から派生しており、質問の後に「違う?」と付け足すためのフレーズです。
Are you hungry or nah? お腹空いてる?空いてない?
piece of cake
⇒ とても簡単だ
直訳すると「1切れのケーキ」ですが、「すごく簡単」という意味でよく使われます。
You’re welcome. It was a piece of cake. どういたしまして。あんなの楽勝だよ。
piece of work
⇒ 扱いづらい人
口語では、「変な人」「扱いづらい人」という意味で使われるフレーズです。
She is a piece of work. 彼女は扱いづらい人だ。
pit-stop
⇒ 短時間の休憩
特にドライブ中に短時間の休憩をすることを指します。
I am tired, let’s make a pit-stop at this hotel. 疲れちゃったからこのホテルで休憩しようよ。
red-hot
⇒ 人気がある、最新の
日本語でも「ホットな話題」のような表現がありますね。
This singer is red hot right now. この歌手は今すごく流行ってるよ。
rubbish
⇒ つまらないもの、くず
もともと「ゴミ」という意味ですが、ここから派生して「つまらないもの」「たわ言」といった意味も生まれました。
These movies are rubbish. これらの映画はつまらない。
salty
⇒ 怒っている
主にネットスラングとしてよく使われるフレーズです。
「塩対応」のように覚えると良いかと思います。
He looks salty. 奴は怒ってるみたい。
same difference
⇒ 同じようなものだ
確かに違うが大して変わらない、という場合に使われるフレーズです。
A: Oh, you mean Pikachu, not Pekachu. ペカチュウじゃなくてピカチュウ。
B: Same difference. どっちでも同じだ。
same old same old
⇒ いつも通り
「いつも同じだよ」「ありきたりだよ」といったニュアンスのスラングです。
A: Where did you go yesterday? 昨日どこ行ったの?
B: Same old same old. いつもと同じだ。
say wussup
⇒ 調子はどう?
「What’s up?」とほぼ同じ、くだけた表現です。
Say wussup, dude. 調子はどう?
screw you
⇒ ふざけるな!
友達同士のけんかなどで使えるスラングです。
A: I ate your pudding. 君のプリン食べたよ。
B: Screw you. ふざけるな!
shade
⇒ 悪口
よく「throw shade」で「悪口を言う」という意味で使われます。
He threw shade at his classmate. 彼はクラスメイトの悪口を言った。
shut up
⇒ 黙れ
おそらく、日本で最も有名なスラングかもしれませんね。
A: You have bad taste in women. 女の趣味が悪いよ。
B: Shut up! だまれ!
sit on the fence
⇒ 決めかねている
フェンスの上に座っている、つまりどちらに行くか決められていないという意味のフレーズです。
She is still sitting on the fence. 彼女はまだ決められずにいる。
so what?
⇒ だから何?、それが何なの?
相手の自慢を受け流すときや、開き直って返事をするときに使うスラングです。
A: Hey, I passed the exam! 俺は試験受かったぜ。
B: So what? だから何?
so-and-so
⇒ だれだれ、だれそれ
日本語で言うところの「なんとかさん」というイメージですが、軽蔑を表す場合もあるので使うタイミングに注意です。
Mr. So-and-so has came. なんとかっていう男の人がやってきた。
son of a bitch
⇒ くそったれ
直訳すると「メス犬の息子」で、非常に汚い表現です。
He killed my father, son of a bitch! あいつが父さんを殺したんだ。くそったれ!
speed things up
⇒ すぐに完了させる
特に仕事などでよく使う表現で、ここでの「speed」は動詞です。
Can you speed things up? もっと早く終わらせられませんか?
spit it out
⇒ 言っちゃえよ!
直訳は「唾を吐け」となりますが、これが転じて「言ってしまえ」「白状しろ」という意味となります。
A: I don’t want to tell you today. 今日は言いたくないんだよ。
B: Come on! Spit it out! なんだよ早く言えよ!
stay over
⇒ 一晩泊まる
どこどこに「宿泊する」という意味のイディオムです。
I will stay over at this hotel. このホテルで一泊する予定です。
suck it up
⇒ 我慢して
直訳すると「吸い上げて」です。
文句があっても飲み込んで我慢するというイメージです。
You should suck it up and study do homework. 我慢して宿題をすべきだよ。
suh
⇒ よっ
「What’s up?」が短縮されたものです。
すれ違いざまにさっと挨拶するときなどに用いられるフレーズで、「サー」と発音します。
A: suh. よっす。
B: suhhh. おーっす。
take care
⇒ お疲れ様!
体調の悪い人への「お大事に」という言葉として有名ですが、このように「お疲れ様」の意味でも使えます。
どちらも別れ際に使うフレーズなので、その点はご注意を。
A: See you tomorrow. ではまた明日。
B: Take care. お疲れ様。
that will be the day
⇒ そんなことはありえないよ
「もしそうならば、それはとても特別な日になるだろう」というところから派生して、「あり得ない」という意味になっています。
A: I will quit playing video game. ゲームをやめることにするよ。
B: Really? That will be the day! ほんとに?あり得ないね。
that’s that
⇒ それはそれで仕方ない
「それはもう終わり」「もう変えられない」というニュアンスを表すスラングです。
A: What’s up with your girlfriend? 彼女とはどうなの?
B: I decided to break up with her and that’s that! 別れることにしたよ。それはそれでもういいんだ。
the world is your oyster
⇒ 何だってできる
シェークスピアの劇中のセリフに由来するフレーズで、「世界はあなたのものだ」「何だってできる」という意味です。
With a great effort, the world is your oyster. 努力すれば、何だってできる。
thirsty
⇒ 欲しくてたまらない、切望している
「喉が乾いた」という意味が転じて、「欲しい」という意味も持っています。
I’m thirsty for money. 金が欲しくてたまらないんだ。
up in the air
⇒ 未定の
日本語でのニュアンスとしては、「宙ぶらりん」といったところでしょうか。
A: When is the next meeting? 次の会議はいつですか?
B: It’s still up in the air. まだ未定です。
vice versa
⇒ 逆もまた同じ
「逆にもあてはまる」といった意味のフレーズです。
例文でニュアンスを確認してみてください。
Japan is popular in Taiwan and vice versa. 日本は台湾で人気で、逆もまた同じだ。(台湾も日本で人気だ)
walk in the park
⇒ 朝飯前
もちろん「公園を歩く」という意味もありますが、「楽勝」「朝飯前」という意味もあります。
It’s a walk in the park. そんなの朝飯前だよ。
walk it off
⇒ 耐えなさい
足を怪我した時に「歩いて治せ!」というような、粗野な表現です。
A: He’s fucking annoying!! あの野郎むかつく!
B: You must walk it off! 我慢しろ!
wanna
⇒ ~したい
「want to」の略です。
ちなみに「want to be」は「wanna be」と変化します。
I wanna be a doctor. 医者になりたい。
way to go
⇒ いいね、おめでとう
A: I passed the exam! 試験に受かったよ!
B: Way to go! よくやった!
we got company
⇒ 敵が来た
通常「company」は「仲間」のようなニュアンスを持ちますが、このスラングは逆のことを面白く言っています。
We have got company, run! 追っ手が来た、走れ!
what’s up
⇒ 最近どう?、やあ!
仲の良い人との挨拶表現で、「Hello.」のような感覚で使います。
A: Hey, what’s up? よぉ、最近どう?
B: Nothing much. 特に何も。
where’s the fire?
⇒ 何をそんなに急いでいるんだ
直訳すると「火事はどこだ」ですが、「何をそんなに急いでいるんだ」という意味になります。
警官などが使うようなスラングです。
A: Where’s the fire? そんなに急いでどこに行くんだ?
B: Sorry, sir. ごめんなさい。
why not?
⇒ 是非とも!
直訳すると「なぜNOなのか」となり、つまり「是非ともYES」という意味となります。
A: Let’s go fishing! 釣りに行こうよ!
B: Sure. Why not? もちろん!
woke
⇒ 意識・知識がある
直訳すると「起きている」ですが、特に社会問題に対して「意識がある」「疎くない」という意味で使われるスラングです。
A: I didn’t know this news. そのニュースは知らなかった。
B: Stay woke! もっと関心を持てよ!
word
⇒ もちろん、本当に?
状況によって意味の異なるフレーズなので、例文でニュアンスを確認してみましょう。
A: I saw Donald Trump yesterday. 昨日トランプ大統領を見たよ。
B: Word? ほんとに?
you know
⇒ だよね、えーっと
共感を求めるときや、話の場をつなぐときによく使われるフレーズです。
I told you before, you know. 前にも言ったよね。
yuck
⇒ まずい、美味しくない
「汚い」という意味の他に、「まずい」という意味もあります。
「おえっ!」というニュアンスですね。
なお、くまのプーさんの映画の中でティガーが蜂蜜を食べたときにも、このスラングが登場します。
>>ティガーの名言・名セリフを英語で読もう!愉快な名言まとめました
Yuck! I don’t like it. マズっ!これは好きじゃないや。
yummy
⇒ 美味しい
主に子供が使う言葉なので、使い時には注意しましょう。
Yummy! I love it! 美味しい!これ大好き!
Yup
⇒うん、そうだよ
「yes」が転じたものです。
上でも出てきた「nope」の逆ですね。
A: Will you go there? あそこに行くの?
B: Yup. うん。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
スラングの使い時には気を付けて、日常会話の中でも是非使ってみてくださいね。
スラングについては以下のページでも特集しておりますので、是非ご覧ください。
>>「wanna」「gonna」「gotta」の意味と発音は?短縮スラング大解剖!