このページでは、日常会話の中では頻繁に登場するスラングや慣用表現について紹介しています。
学校の教科書ではあまり登場しないものの、覚えておくと役立つ表現はたくさんあります。
事前にスラングの意味を把握しておくことで、スムーズな会話に繋げることができるので、是非使えそうなものから覚えてみてください。
以下のページも是非どうぞ。
>>「wanna」「gonna」「gotta」の意味と発音は?短縮スラング大解剖!
英会話スラング・慣用表現まとめ
absolutely
⇒ もちろん
「absolutely」は「絶対に」という意味ですが、強い賛同を表す「もちろん」という意味もあります。
反対に「Absolutely not.」で「全く違う」という強い否定の意味になります。
A: Do you want to have lunch with me?
一緒に昼食を食べませんか?
B: Absolutely!
もちろん!
apples and oranges
⇒ 全くの別物
「全く別物なので比較できない」という意味でよく使われます。
逆の意味では「apples to apples」となります。
「アップルトゥアップル」は、日本におけるビジネス会話の中でもたまに使いますね。
A: It’s like comparing apples to oranges.
そんなの比較にならないよ。
awesome
⇒ 最高、素晴らしい
本来は「畏敬の念を抱かせる」という意味ですが、近年では「最高」という意味でよく使われるようになりました。
ニュアンス的には「すごい!」といった感じですね。
A: I finally got accepted into Tokyo University.
ついに東大に受かったよ。
B: That’s awesome!
それはすごい!
betcha
⇒ もちろん、どういたしまして
「bet you」がくっついて変化したものです。
「もちろん」という肯定の他に、「どういたしまして」という意味でも使われます。
A: Will you go to office?
会社に行くつもりなの?
B: You betcha.
もちろん。
big mouth
⇒ おしゃべり、口が軽い
日本語で「ビッグマウス」と言えば、「大口をたたく人」のことを指しますね。
「大口をたたく人」という意味でも使われますが、「口が軽い」という意味の方が一般的です。
He has a big mouth.
彼は口が軽い。
blah blah blah
⇒ とかなんとか
「blah」単体では「ばかばかしい」「たわ言」といった意味になります。
これを続けて使うことで、「とかなんとか」「などなど」といった意味も持ちます。
なお、ディズニー映画の塔の上のラプンツェルの中にも、このフレーズが登場します。
>>英語学習に適したディズニー映画をまとめてみた
She talked about Hawaii and blah blah blah.
彼女はハワイなどなど色々なことについて話をした。
bring it on down
⇒ やりきる
特に、「難しい物事をこなす」という意味で使われるフレーズです。
直訳すると、「それを上から降ろす」という意味になります。
I have to bring it on down.
なんとかこなさなきゃいけない。
bummer
⇒ がっかりだ、嫌だ
不運な出来事について使われるスラングです。
あまり見慣れない英単語かと思いますが、カタカナで書くと「バマー」という発音になります。
A: I lost my wallet.
財布を失くしちゃった。
B: That’s bummer.
そりゃ残念だ。
catch you later
⇒ また後で!
「I will catch you later.」が略されたフレーズです。
「See you.」とは少し異なり、すぐ後に会う予定がある場合に使います。
A: I’ve got to go now.
もう行かなきゃ。
B: Catch you later!
また後でね!
catch up
⇒ 久しぶりに会う
「catch up」は「追いつく」という意味で使われることが多いかと思います。
しかし、このように「久しぶりに会う」というような意味でもよく用いられます。
Let’s catch up!
久々に会おうよ!
check it out
⇒ 調べてみて、注目して
何かを調べてほしいとき、何かの誤りを見つけたとき、注目してほしいときなど、幅広く使えるスラングです。
日本語においては、「チェケラッチョ」とも表記されますね。
It is something wrong, so could you please check it out.
何かおかしいので調べていただけませんか。
chick-flick
⇒ 女性向け恋愛映画
「chick」が女の子、「flick」が映画という意味です。
これらが組み合わさった表現ですね。
I hate chick flicks.
恋愛映画は嫌いだ。
chill out
⇒ ぶらぶらする、くつろぐ
「chill」は、「冷やす、冷ます」という意味の動詞です。
「冷静になる」という意味のほかに、「ぶらぶらする」「くつろぐ」という意味も持っています。
I will chill out with my girl friend.
彼女とぶらぶらしてくるよ。
cut it out
⇒ やめろ、いい加減にしろ
「cut out」では「切り離す」「切り取る」という意味です。
これに「out」を付けて「cut it out」とすると、「やめろ」という意味となります。
Cut it out! I’m tired.
やめろ!疲れてるんだ。
cut the crap.
⇒ くだらない話はやめろ
「crap」とは「嘘、戯言」という意味の名詞です。
そのまま訳すと、「戯言は断ち切れ」となりますね。
Let’s cut the crap.
つまらない話はやめよう。
damn it
⇒ ちぇっ、くそっ
よく耳にするフレーズかもしれませんが、下品なスラングなので使い時には注意してください。
主に男性がよく使います。
Damn it! I lost my wallet!
くそっ!財布を失くした!
dead tired
⇒ へとへと、疲れ切って
死ぬほど疲れた、というようなニュアンスです。
「dead」は、「死んでいる、完全に」という意味ですね。
I’m dead tired now.
もうへとへとだ。
decked out
⇒ 着飾る
「deck」という単語は、動詞として使う場合は「飾る、装わせる」という意味になります。
ちなみに、名詞では「船のデッキ、カードゲームのデッキ」という意味です。
She was decked out in the party.
彼女はパーティで着飾っていた。
do you
⇒ あなたの真似をする
「do you」は直訳すると「あなたをする」という意味です。
つまり、「真似をする」というニュアンスになります。
They always do you.
彼らはいつもあなたの真似をしている。
don’t you dare
⇒ やめて!
これからしようとしていることに対して、拒絶する意味となります。
単純に拒絶するよりも強い表現で、「まさか~しないだろうな」というようなニュアンスです。
A: I will tell him so.
彼にそう伝えておくよ。
B: Don’t you dare!
やめて!
dude
⇒ 男性への呼び掛け
男性の友達同士で話しかける際によく使われるフレーズです。
その他に、第三者を指して「あいつ」というようなニュアンスでも使えます。
What’s up, dude?
調子はどう?
easy as pie
⇒ とても簡単
パイを食べるのと同じくらいに簡単、という意味のスラングです。
「piece of cake」と似たような表現ですね。
Today’s work was as easy as pie!
今日の仕事は楽勝だったよ!
eat away at
⇒ むしばむ
「eat away at」で、「むしばむ、徐々に破壊していく」という意味になります。
日本語の「食いつぶす」という言葉と同じように、英語でも「食べる」という意味の「eat」を使うことができます。
She will eat away at his savings.
彼女は彼の貯金を食いつぶすつもりだ。
fam
⇒ 親しい友人
「family」から派生したスラングです。
家族や恋人だけでなく、家族のように親しい友人という意味もあります。
以下のページもどうぞ。
>>家族に関する英語の名言・格言30選一覧まとめ!
We are fam, aren’t we?
私達、親友だよね?
flaky
⇒ 信用できない人、いい加減な人
約束を破ったり、急にキャンセルしたりする人に対してよく使われます。
元々は、「剥がれやすい、フレーク状の」という意味の形容詞です。
He is so flakey. Don’t invite him again.
彼はいい加減だね。次は誘わないでおこう。
FR
⇒ 本当に
ネットスラングで、「for real」が略されたものです。
口頭ではなく、文字での会話において用いられます。
FRFR!
マジでマジで!
freak out
⇒ びっくりする、驚く
別の単語で言い換えると、「panic」に近い表現です。
なお、「freak」は「興奮する、動揺する」という意味の動詞です。
This ride freaked me out!
この乗り物は怖かったよ!
give me five
⇒ ハイタッチ!
ハイタッチするときに使うフレーズで、和訳すると、「指を5本出して」という意味ですね。
なお、「ハイタッチ」は和製英語です。
That was awesome. Give me five!
それはすごい!ハイタッチ!
give someone the moon door
⇒ 別れる、解雇される
「別れる」という意味で、直訳すると「月のドアを与える」となります。
「someone」の部分は、適宜置き換えてください。
I gave him the moon door.
彼は振ったよ。
go ahead and bounce
⇒ さあ帰ろう
「Let’s go」と同じような意味のスラングです。
主に男性が使います。
It’s boring. Go ahead and bounce.
つまんないな。帰ろう。
go bananas
⇒ おかしくなる、気が狂う
サルがバナナを見ると騒ぐことに由来するスラングです。
フォーマルな場面では使わないようにしましょう。
She went bananas.
彼女は頭がおかしくなった。
gonna
⇒ ~するつもり
「going to」が略されたものです。
「I’m going to run.」は「I’m gonna run.」となります。
以下のページも是非どうぞ。
>>「wanna」「gonna」「gotta」の意味と発音は?短縮スラング大解剖!
What are you gonna do?
どうするつもり?
good grief
⇒ なんてこった
「grief」は悲しみという意味の英単語ですね。
これに「good」を付けた「good grief」は、呆れたとき等に使われます。
A: I was taking a nap until 4 o’clock.
4時まで昼寝してたよ。
B: Good grief!
なんてこった!
got it
⇒ 分かった
「I got it」が略されたものです。
類似表現の「You got it」は、相手から何かを頼まれたときに「分かった」という意味で使います。
A: Let’s meet in the morning tomorrow.
明日の朝に会いましょう。
B: I got it.
分かりました。
gotcha
⇒ 捕まえた、見つけた、了解した
「I got you」が略された表現で、「ゲットだぜ!」というようなニュアンスですね。
以下のページも是非どうぞ。
>>ポケモン英語版(ゲーム)の名言・名セリフまとめ!20年間の総集編
A: It’s not easy to catch Pikachu.
ピカチュウを捕まえるのは大変だよ。
B: Oh, Gotcha!
おっ!捕まえた!
gotta go
⇒ もう行かなくちゃ
「gotta」は「got to」の略です。
元々「I have gotten to go.」だったところが、省略されて「I got to go.」、そして「I gotta go.」へと変化しました。
Sorry, I gotta go!
ごめんなさい、もう行かないと!
grand
⇒ 1,000ドル、1,000ポンド
アメリカなら1,000ドル、イギリスなら1,000ポンドのことを「grand」と言います。
なお、会話の中では略して「g」と呼ばれることもあります。
I got 5 grand as summer bonus.
夏のボーナスとして5,000ドル支給された。
hang in there
⇒ 頑張って、負けないで
どちらかと言うと、負けそうな状況や辛い状況にある中で元気付けるときに使われます。
逆に「Good luck!」は将来の出来事がうまくいくように祈るフレーズです。
A: I lost my wallet.
財布落としちゃった。
B: Hang in there.
あんまり落ち込むなよ。
hang out
⇒ 遊ぶ、ぶらつく
「外でぶらぶら遊ぶ」というような意味の、若者がよく使う言葉です。
家の中でぐうたらする場合は「chill out」が適切です。
Let’s hang out tomorrow.
明日遊ぼうよ!
have a cow
⇒ 激しく怒る
人間がまるで牛を産むかのように大騒ぎすることが語源のようです。
思い浮かべてみると恐ろしいですね。
I was just asking. Don’t have a cow.
ちょっと聞いてみただけだよ。怒らないで。
hit the sack
⇒ 寝る
意味としては「go to bed」と同じになります。
なお、「sack」とは布でできた袋のことです。
I’m gonna hit the sack.
もう寝なきゃ。
how dare you
⇒ よくもそんなことを!
相手の言動に対して、怒ったり不愉快なときに使われる表現です。
「dare」は、「あえて~する、よくも~する」というニュアンスの英単語です。
How dare you laugh at me!
よくもまあ私のことを笑えるものだ!
How’s it going?
⇒ 調子どう?
特にオーストラリアなどでよく使われる表現です。
類似表現として、「How’re things?」というフレーズもよく使われます。
Hey Tom, how’s it going?
やあ、トム。調子はどう?
I could eat a horse
⇒ お腹ぺこぺこだ。
馬一頭を食べることができるくらいにお腹が空いているという意味です。
面白い英語表現ですね。
I could eat a horse right now.
今めちゃくちゃ腹ペコだよ。
I don’t give a damn
⇒ 関係無いよ、知ったこっちゃないよ
「I don’t care.」をさらに乱雑に言った感じの表現です。
使い時には注意すべきフレーズですね。
I don’t give a damn about this matter.
俺はこの件に関しては知ったこっちゃないよ。
I feel you
⇒ 分かるよ
相手の気持ちに同情する際のフレーズです。
「feel」は、「感じる、同情する」という意味の動詞です。
A: I’m nervous today because I have to take the exam.
今日試験だから緊張するよ。
B: I feel you.
分かるよ。
I’m broke
⇒ 金欠なんだ
「broke」は、「金欠の、無一文の」という意味の形容詞です。
なお、「break」には「破産させる」という意味もあります。
A: Let’s hang out tomorrow!
明日遊ぼうよ!
B: I wish I could, but I’m broke.
そうしたいんだけど、金欠なんだ。
I’m dead
⇒ 面白すぎる、大爆笑だ
笑い過ぎて死にそう、というニュアンスの表現です。
そのまま訳すと、「私は死んでいる」という意味になりますね。
A: See this movie.
この動画見てよ。
B: I’m dead.
面白すぎる。
in my book
⇒ 私の考えでは
「book」という単語は「本」という意味の他にも、「規則」や「基準」という意味もあります。
この場合は、「私の基準の中では」というようなニュアンスになります。
In my book, you should lose weight.
私が思うには、あなたは体重を減らすべきだと思う。
in the same boat
⇒ 同じ状況にいる
直訳すると「同じボートに乗っている」ですね。
困難な状態にある場合や苦境に陥っている場合など、マイナスの状況のときに使われるスラングです。
A: I haven’t finished my task yet.
まだ仕事が終わっていません。
B: I’m in the same boat.
私も同じ状況だよ。
it is what it is
⇒ 仕方が無い、それが現実だ
「しょうがないね」というニュアンスの表現です。
ありのままの事実を受け入れるしかないという場面で使われます。
I tried hard, but in vain. It is what it is.
頑張ったけど無駄だった。これが現実だ。
jelly
⇒ 羨む、嫉妬する
ゼリーという意味の「jelly」ではなく「jealous」から派生したスラングで、羨むという意味があります。
ネット上でよく使われるフレーズです。
U jelly?
あなた羨ましいの?
keep it down
⇒ 静かにする
直訳すると「それを抑え込む」という意味です。
これが転じて「音量を下げる」「静かにする」という意味になりました。
Could you please keep it down?
静かにしていただけませんか?
kick back
⇒ くつろぐ
「kickback」と1語にすると「パーティー」や「飲み会」を意味する名詞になります。
その他、謝礼目的で受け取るお金である「リベート」といった意味でも使われます。
Please sit down and kick back.
座ってくつろいでください。
kill time
⇒ 時間をつぶす
「時間を殺す」ということで「時間をつぶす」という意味のスラングです。
割と一般的に使われる言葉ですが、「kill」というワードも入っていますので使うタイミングには注意しましょう。
I’m gonna play video game and kill some time.
テレビゲームをして時間をつぶすつもりだ。
kiss my ass
⇒ ふざけるな、くたばれ
この表現は非常に強い言い方になります。
使い時には十分注意してください。
A: Give me some money. 金をくれ。
B: You can kiss my ass! ふざけるな!
LOL
⇒ 声を出して笑う、(笑)
「laughing out loud」の頭文字を取ったものです。
とても有名なネットスラングですね。
He is really crazy. LOL
奴はマジで狂ってるな(笑)
low key
⇒ ひそかに、おとなしい
ここでの「key」は「鍵」ではなく、「音のキー」というニュアンスです。
逆に「high key」だと、「みんなに知らせる」というような意味になります。
Her welcome party was a low key event.
彼女の歓迎会は静かな会だった。
make a racket
⇒ 大騒ぎすること
「racket」は、口語で「騒音」という意味があります。
この意味を知らないと、「ラケットを作る」と訳してしまいそうになりますね。
She told them to stop making a racket.
彼女は彼らに騒ぎを止めるように言った。
man
⇒ 男性への呼び掛け
男友達などに呼び掛ける際に使われるフレーズです。
「man」自体には、特に意味があるわけではありません。
What’s up, man!
調子どう?
mate
⇒ 友達への呼び掛け
「man」とは異なり、このフレーズは男女問わず使うことができます。
チームメイトやクラスメイトの「メイト」ですね。
Alright, mate.
わかったよ。
meme
⇒ ネット上で広がるネタ
「ミーム」と発音します。
ネットやSNS上で拡散されていくコピペや画像などのネタのことです。
I saw a funny meme.
面白いネタを見つけた。
messed up
⇒ 混乱している、めちゃくちゃにする
動詞として使われる場合は「失敗した」という意味になります。
また、be動詞と使う場合は「頭がおかしい状態」を表します。
My feelings are messed up.
私の感情が混乱しています。
nasty
⇒ ヤバイ、最高の
「不快な」という意味の形容詞で、基本的にはマイナスの意味を持つ単語です。
しかし、プラスの意味で使われることもよくあります。
She is nasty at the piano.
彼女はピアノがやばいくらい上手い。
no bullshit
⇒ 本当だ
「bullshit」には「嘘、でたらめ」という意味があります。
これを「no」で打ち消して、「本当」という意味になります。
A: She is very good singer.
彼女は良い歌手だな。
B: No bullshit.
本当だね。
no sweat
⇒ お安い御用、心配無用
そのまま訳すと「汗が無い」という意味ですね。
「汗をかかない」ことが転じて、「お安い御用」「朝飯前」というような意味となりました。
A: Can you take this baggage?
この荷物取ってくれない?
B: Yes, no sweat.
お安い御用だよ。
no way
⇒ あり得ない、絶対無理
「方法が無い」という意味が転じて、「あり得ない」という意味になりました。
比較的頻繁に使われるスラングです。
There is no way he could have made such a mistake.
彼がそんなミスをするなんてあり得ない。
nope
⇒ 違うよ
「no」と同じ意味のスラングです。
「no」よりも、更にくだけた表現となります。
A: Will you go to the party?
パーティー行くの?
B: Nope, I don’t want to.
いや、行きたくない。
oops
⇒ おっと
主に小さな失敗に対して使います。
深刻な失敗をしてしまったときに使うようなフレーズではないので、気を付けましょう。
Oops! I forgot to take medicine.
おっと、薬を飲むのを忘れてた。
or naw (or nah)
⇒ ~?それとも違う?
「naw」や「nah」は、「no」から派生した表現です。
質問の後に「違う?」と付け足すことができます。
Are you hungry or nah?
お腹空いてる?空いてない?
piece of cake
⇒ とても簡単だ
直訳すると「1切れのケーキ」です。
上で紹介した「easy as pie」と同様に、「すごく簡単」という意味でよく使われます。
You’re welcome. It was a piece of cake.
どういたしまして。あんなの楽勝だよ。
piece of work
⇒ 扱いづらい人
口語では、「変な人」「扱いづらい人」という意味で使われるフレーズです。
上の「piece of cake」と似たフレーズですね。
She is a piece of work.
彼女は扱いづらい人だ。
pit-stop
⇒ 短時間の休憩
特にドライブ中に短時間の休憩をすることを指します。
なお、自動車レースでよく見かける「ピットイン」は、実は和製英語です。
I am tired, let’s make a pit-stop at this hotel.
疲れちゃったからこのホテルで休憩しようよ。
red-hot
⇒ 人気がある、最新の
そのまま「赤熱した、熱烈な」という意味でも使われますが、「人気がある」というニュアンスもあります。
日本語の中でも「ホットな話題」などと言いますね。
This singer is red hot right now.
この歌手は今すごく流行ってるよ。
rubbish
⇒ つまらないもの、くず
元々、「rubbish」は「ゴミ」という意味です。
ここから派生して「つまらないもの」「たわ言」といった意味も生まれました。
These movies are rubbish.
これらの映画はつまらない。
salty
⇒ 怒っている
主にネットスラングとしてよく使われるフレーズです。
「塩対応」と覚えると、覚えやすいかと思います。
He looks salty.
奴は怒ってるみたい。
same difference
⇒ 同じようなものだ
「same」と「difference」という反対の意味の単語を組み合わせた、不思議な表現ですね。
確かに違うが大して変わらない、という場合に使われるフレーズです。
A: Oh, you mean client, not customer.
カスタマーじゃなくてクライアント。
B: Same difference.
どっちでも同じだ。
same old same old
⇒ いつも通り
「いつも同じだよ、ありきたりだよ」といったニュアンスのスラングです。
「same old」を2回繰り返す点がポイントです。
A: Where did you go yesterday?
昨日どこ行ったの?
B: Same old same old.
いつもと同じだ。
say wussup
⇒ 調子はどう?
「What’s up?」とほぼ同じ、くだけた表現です。
「wassup」と表記されることもあります。
Say wussup, dude.
調子はどう?
screw you
⇒ ふざけるな!
友達同士のけんかなどで使えるスラングです。
なお、「screw」は「ねじる、ひねる」という意味の動詞です。
A: I ate your pudding.
君のプリン食べたよ。
B: Screw you.
ふざけるな!
shade
⇒ 悪口
よく「throw shade」というフレーズで使われます。
この場合は、「悪口を言う」という意味になります。
He threw shade at his classmate.
彼はクラスメイトの悪口を言った。
shut up
⇒ 黙れ
おそらく、日本で最も有名なスラングかもしれませんね。
結構汚い言葉なので、使うタイミングには気を付けましょう。
A: You have bad taste in women.
女の趣味が悪いよ。
B: Shut up!
だまれ!
sit on the fence
⇒ 決めかねている
そのまま訳すと「フェンスの上に座る」という意味です。
つまり、どちらに行くか決められていないというニュアンスのフレーズですね。
She is still sitting on the fence.
彼女はまだ決められずにいる。
so what?
⇒ だから何?、それが何なの?
相手の自慢を受け流すときや、開き直って返事をするときに使うスラングです。
その他に、「pardon?」のように相手の発言を聞き返すときにも使うことができます。
A: Hey, I passed the exam!
俺は試験受かったぜ。
B: So what?
だから何?
so-and-so
⇒ だれだれ、だれそれ
日本語で言うところの、「なんとかさん」というニュアンスになります。
軽蔑を表す場合もあるので使うタイミングには注意です。
Mr. So-and-so has came.
なんとかっていう男の人がやってきた。
son of a bitch
⇒ くそったれ
直訳すると「メス犬の息子」で、非常に汚い表現です。
出来ることなら、あまり使わない方が良いかと思います。
He killed my father, son of a bitch!
あいつが父さんを殺したんだ。くそったれ!
speed things up
⇒ すぐに完了させる
特に仕事などでよく使う表現です。
なお、ここでの「speed」は「急ぐ」という意味の動詞となっています。
Can you speed things up?
もっと早く終わらせられませんか?
spit it out
⇒ 言っちゃえよ!
直訳すると、「唾を吐け」という意味です。
これが転じて、「言ってしまえ」「白状しろ」というニュアンスとなります。
A: I don’t want to tell you today.
今日は言いたくないんだよ。
B: Come on! Spit it out!
なんだよ早く言えよ!
suck it up
⇒ 我慢して
直訳すると「吸い上げて」となります。
文句があっても飲み込んで我慢する、というニュアンスのスラングです。
You should suck it up and study do homework.
我慢して宿題をすべきだよ。
suh
⇒ よっ
「What’s up?」が短縮されたものです。
すれ違いざまにさっと挨拶するときなどに用いられるフレーズで、「サー」と発音します。
A: suh.
よっす。
B: suhhh.
おーっす。
take care
⇒ お疲れ様!
体調の悪い人への「お大事に」という言葉として有名ですが、このように「お疲れ様」の意味でも使えます。
どちらも別れ際に使うフレーズなので、その点はご注意ください。
A: See you tomorrow.
ではまた明日。
B: Take care.
お疲れ様。
that will be the day
⇒ そんなことはありえないよ
そのまま訳すと、「もしそうならば、それはとても特別な日になるだろう」という意味です。
ここから転じて、「あり得ない」というニュアンスになります。
A: I will quit playing video game.
ゲームをやめることにするよ。
B: Really? That will be the day!
ほんとに?あり得ないね。
that’s that
⇒ それはそれで仕方ない
直訳すると「それはそれだ」となります。
「それはもう終わり、もう変えられない」というニュアンスを表すスラングです。
A: What’s up with your girlfriend?
彼女とはどうなの?
B: I decided to break up with her and that’s that!
別れることにしたよ。それはそれでもういいんだ。
the world is your oyster
⇒ 何だってできる
シェークスピアの劇中のセリフに由来するフレーズです。
「世界はあなたのものだ、何だってできる」という意味です。
With a great effort, the world is your oyster.
努力すれば、何だってできる。
thirsty
⇒ 欲しくてたまらない、切望している
「喉が乾いた」という意味の形容詞ですね。
この意味が転じて、「欲しい」という意味になります。
I’m thirsty for money.
金が欲しくてたまらないんだ。
up in the air
⇒ 未定の
そのまま訳すと「空中に浮いている」という意味ですね。
日本語でのニュアンスとしては、「宙ぶらりん」が近いかと思います。
A: When is the next meeting?
次の会議はいつですか?
B: It’s still up in the air.
まだ未定です。
vice versa
⇒ 逆もまた同じ
「逆にもあてはまる」といった意味のフレーズです。
使いどきが少し難しいので、例文で確認してみてください。
Japan is popular in Taiwan and vice versa.
日本は台湾で人気で、逆もまた同じだ。(台湾も日本で人気だ)
walk in the park
⇒ 朝飯前
誰でもできることから、「楽勝、朝飯前」という意味となります。
もちろん、そのまま「公園を歩く」という意味でも使われます。
It’s a walk in the park.
そんなの朝飯前だよ。
walk it off
⇒ 耐えなさい
足を怪我した時に「歩いて治せ!」というような、粗野な表現です。
そのまま訳すと、「歩いてそれを振り落とす」となります。
A: He’s fucking annoying!!
あの野郎むかつく!
B: You must walk it off!
我慢しろ!
wanna
⇒ ~したい
「want to」の略です。
ちなみに「want to be」は「wanna be」と変化します。
以下のページもどうぞ。
>>「wanna」「gonna」「gotta」の意味と発音は?短縮スラング大解剖!
I wanna be a doctor.
医者になりたい。
way to go
⇒ いいね、おめでとう
何かを成し遂げた人に対して掛ける言葉です。
「good job」と同じようなニュアンスのスラングです。
A: I passed the exam!
試験に受かったよ!
B: Way to go!
よくやった!
we got company
⇒ 敵が来た
通常、「company」は「仲間」という意味です。
しかし、このスラングは逆のことを面白おかしく表現しています。
We have got company, run!
追っ手が来た、走れ!
what’s up
⇒ 最近どう?、やあ!
仲の良い人との挨拶表現です。
「hello」のような感覚で、気軽に使うことができるスラングです。
A: Hey, what’s up?
よぉ、最近どう?
B: Nothing much.
特に何も。
where’s the fire?
⇒ 何をそんなに急いでいるんだ
直訳すると「火事はどこだ」という意味ですが、「何をそんなに急いでいるんだ」というニュアンスになります。
警官などが使うようなスラングです。
A: Where’s the fire?
そんなに急いでどこに行くんだ?
B: Sorry, sir.
ごめんなさい。
why not?
⇒ 是非とも!
そのまま直訳すると「なぜNOなのか」となります。
つまり、「是非ともYES」というニュアンスとなります。
A: Let’s go fishing!
釣りに行こうよ!
B: Sure. Why not?
もちろん!
woke
⇒ 意識・知識がある
直訳すると「起きている」という意味です。
これが転じて、特に社会問題に対して「意識がある、疎くない」というニュアンスで使われるスラングです。
A: I didn’t know this news.
そのニュースは知らなかった。
B: Stay woke!
もっと関心を持てよ!
word
⇒ もちろん、本当に?
状況によって意味の異なる英語表現で、使うシーンに応じて、同意や疑問を表すことができます。
例文でニュアンスを確認してみましょう。
A: I saw Joe Biden yesterday.
昨日バイデン大統領を見たよ。
B: Word?
ほんとに?
you know
⇒ だよね、えーっと
共感を求めたり、話の場をつなぐときによく使われるフレーズです。
文末で使うと「~だよね」、文中で使うと「えーっと」という意味になります。
I told you before, you know.
前にも言ったよね。
yuck
⇒ まずい、美味しくない
「汚い」という意味の他に、「まずい」という意味もあります。
なお、くまのプーさんの映画の中でティガーが蜂蜜を食べたときにも、このスラングが登場します。
>>ティガーの名言・名セリフを英語で読もう!愉快な名言まとめました
Yuck! I don’t like it.
マズっ!これは好きじゃないや。
yummy
⇒ 美味しい
大人も使いますが、主に子供が使う言葉です。
使い時には少し注意しましょう。
Yummy! I love it!
美味しい!これ大好き!
Yup
⇒うん、そうだよ
「yes」が転じたものです。
上でも出てきた「nope」の「yes」バージョンですね。
A: Will you go there?
あそこに行くの?
B: Yup.
うん。
まとめ
以上、日常会話の中では頻繁に登場するスラングや慣用表現について紹介してきましたが、いかがだったでしたか。
スラングの使い時には少し気を付ける必要がありますが、日常会話の中で是非使ってみてください。
以下のページもどうぞ。
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