【USCPA】出願州の決め方と注意点

このページでは、どのように出願州を決めればよいのか、出願州の決め方と注意点について解説しています。

出願すべき州を誤ったために取り返しの付かないことにならないよう、出願集を決める際には是非このページを参考にしてみてください。

以下のページも合わせてご覧ください。
>>USCPA(米国公認会計士)とは
>>【USCPA】大学生・大学在学中のおすすめ出願州と注意点

USCPAの出願州の決め方と注意点

受験資格やライセンス登録要件は、各州によって異なります。

州によっては、出願して受験はできるものの、合格後にライセンス登録できないといった州もあるかと思います。

USCPA試験の受験資格だけでなく、合格後のライセンス登録要件も確認した上で、出願する州を慎重に選択する必要があります。


出願州について

大手専門学校は主にアラスカ州、グアム、ワシントン州、バーモント州、モンタナ州などでの受験を推奨しております。

ライセンス取得までを見据えた場合、現在監査法人で勤務していて、監査の実務経験がある人であれば、受験州の選択の幅は比較的広くなっています。

一方、事業会社の経理部門等で勤務しており監査の実務経験がない場合は、ライセンス登録できる州の選択肢は少なく、ワシントン州かグアムでライセンス登録する人がほとんどです。

州によって、必要となる実務経験や単位要件が大きく異なりますので、最新の情報を確認の上で受験する州を決めることをお勧めします。

お勧めの出願州

特に州にこだわりが無いのであれば、受験資格の易しいアラスカ州に出願し、合格後にライセンス登録要件の易しいワシントン州でライセンス登録することをお勧めします。

これが最もハードルが低い方法かと思います。

ワシントン州については、他の州で受験して合格した後に、合格実績をワシントン州に移してライセンス登録を行うことができます。

これをトランスファーと言います。

実際に私自身もアラスカ州で受験し、合格実績をワシントン州へトランスファーしてライセンス登録しました。

アラスカ州出願・ワシントン州登録のススメ

もしアラスカ州ではなくワシントン州に出願して受験しようとする場合、受験資格の単位要件としては、総取得単位150単位以上、うち会計科目24単位以上、うちビジネス関連科目24単位以上、という厳しい条件となっています。

日本の大学での単位が足りずに追加単位を取得する場合には、1単位当たり約1万円の追加費用が掛かるものと考えてください。

お金を掛けて単位を取得して出願したのに、もしUSCPA試験に合格できず途中で諦めてしまったら、追加単位の取得費用が無駄になってしまいますね。

そこで、受験する段階では受験資格の易しい州に出願しておき、合格してライセンス登録する際に追加単位を取得することで、追加単位の取得費用が無駄になるリスクを回避することができます。

そのため、ライセンスを取得する州にこだわりがなければ、まずは受験資格の易しいアラスカ州やメイン州で受験し、その後ライセンス取得要件の易しいワシントン州へトランスファーしてライセンス登録することをお勧めします。

アラスカ州であれば、受験資格の単位要件は「会計単位15単位以上」だけなので、ほとんど追加単位取得無しで受験できるかと思います。

なお、このトランスファーの際は、トランスファー先の州での学歴再審査費用として、1万円程度の追加費用が必要となります。

勿論、大学卒業時点で既にワシントン州の受験要件を満たしている方は、そのままワシントン州で受験し、ワシントン州でライセンス登録してしまえば問題ありません。

各州の受験資格・ライセンス登録要件

先ほど紹介した州の、受験資格とライセンス登録要件を以下にまとめました。

アラスカ州

受験資格:4年制大学の学位、15単位以上の会計科目 ⇒易しい
ライセンス取得要件:USCPA(直属の上司)の下での監査の実務経験 等 ⇒難しい

メイン州

受験資格: 4年制大学の学位(又は総取得単位120単位以上)、15単位以上の会計科目(会計3単位、監査3単位を含む) ⇒易しい
ライセンス取得要件:会計事務所で2年間400時間の監査と200時間のアドバイザリー業務 ⇒難しい

ワシントン州

受験資格:4年制大学の学位、総取得単位150単位以上、24単位以上の会計科目(うち15単位はUpper Division)、24単位以上のビジネス関連科目 ⇒難しい
ライセンス取得要件: 1年以上2,000時間以上の実務経験(一般事業会社での経験も可)、実務経験の認証者は社外のUSCPAでも可、他州からの合格実績トランスファー可 ⇒易しい

なお、ワシントン州へライセンス登録する場合は、「ライセンス登録時まで」には受験資格を満たしておく必要があります。

つまり、受験資格を満たすことなくライセンス登録をすることはできません。

以下、プロアクティブのウェブサイトからの引用です。=============================

学歴要件が易しい州
アラスカ、ニューヨーク

ライセンスが取得しやすい州
ワシントン、グアム

実務経験無しでサティフィケートが取得できる州
グアム

四年制大学の学位が不要な州
モンタナ、ニューヨーク、バーモント

大学在学中の人向けの州
アラスカ、ニューヨーク、モンタナ

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繰り返しになりますが、最新の各州の受験資格を確認した上で、ライセンス登録要件も踏まえた上で慎重に受験州を決定するようにしてください。

大学の成績証明書やNIES等の学歴審査結果を専門学校へ送れば、受験州の相談にも乗ってもらうことができます。

専門学校の受講生でなくとも相談には応じてもらえますので、積極的に活用することをお勧めします。

まとめ

以上、USCPAの出願州の決め方と注意点について紹介してきました。

このページが皆さんのご参考になれば幸いです。

以下のページも合わせてご覧ください。
>>USCPA受験とライセンス登録の必要費用・必要金額はいくら?
>>USCPAの受験資格について