【USCPA】BECの出題範囲・試験対策・学習方法

このページでは、USCPA試験のBEC科目の出題範囲や試験対策、学習方法について解説します。

以下の情報を参考にして、最小限の労力で効率良く合格を勝ち取っていただければと思います。

以下のページも合わせてご覧ください。
>>USCPA(米国公認会計士)とは

>>USCPA試験の勉強方法総論
>>【USCPA】BECの学習論点暗記メモ

BECの出題範囲について

USCPA試験のBECの出題範囲としては、経済学やファイナンス、ITや内部統制など、多岐にわたるビジネス知識から出題されます。

色々な分野の知識を薄く広く学習することができるので、勉強する内容自体は4科目の中で最も楽しい内容かと思います。

配点はMC問題50%、TBS問題35%、WC問題15%となっており、4科目中で唯一、WC問題(Written Communication)と呼ばれる英語での論述問題が存在します。

WC問題がこのBEC科目の鬼門であり、論述英作文がうまく書けないために何度も再挑戦している日本人受験生も相当多く存在します。

以下のページもご参照ください。
>>【USCPA】BECのWC問題の試験対策・学習方法(Written Communication)

WC問題については、各国の受験生の中で日本人受験生の得点率が最も低いという調査結果が出ています。

調査結果によるとWC問題の日本人の平均得点率は10%未満で、15点満点のうち平均点が1点ということになります。

実際には、0点の受験生がたくさん存在するものと推測します。

BEC科目は如何にWC問題で部分点をもぎ取り、MC問題やTBS問題を最少失点で乗り切るかが、勝負の分かれ目となります。

USCPA試験の採点方式は完全に公開されていない部分もありますので、もしかしたら足切りのようなロジックがあるかもしれません。

そのため、英作文が苦手な人も、ある程度の部分点はしっかり確保しておくことを強くお勧めします。

一方、米国人受験生の間では、このBEC科目が最も難易度の低い科目と言われています。

WC問題さえクリアできれば、比較的楽に合格を勝ち取れる科目かと思います。

なお、FARで言うところの会計基準改正のような内容変更のあおりは受けにくい科目です。

経済学の理論や、ファイナンスの考え方、ITの基礎知識等、基本的には不変のものです。

数年前の古いテキストを使用して独学で学習しても、基本的には問題ありません。

BECの試験対策・学習方法について

次に、BECに合格するための学習方法です。

基本的には、次のような流れで学習を進めていくことをお勧めします。

1. テキスト学習で知識をざっとインプットする。
2. 学習した章ごとに専門学校の問題集の問題を1回解く。
3. 専門学校の問題集の全問題を2回連続で正解できるまでひたすら解く。
4. Wiley等、洋書の問題集を、各セクション9割程度正解できるようになるまでひたすら解く。

2回連続で正解した問題についてはもう既に理解しているはずなので、これ以上解く必要は無いかと思います。

テキストも一度インプットが終わったら基本的には開く必要はありません。

暗記ポイントや問題集で間違えたポイントは、全てスマホなどのメモアプリに記録しましょう。

記録したメモは、通勤・通学時間などのスキマ時間に何度も眺めて知識を定着させてください。

MC問題やTBS問題の勉強方法ですが、多岐にわたるビジネス知識から出題されますので、広く浅く学習することが基本スタンスとなります。

実際に問題を進めていくと分かるかと思いますが、特にIT関連の知識等は深く勉強し始めるとキリが無く、追求しすぎるとどんどん深みにはまっていきます。

MCとTBSでの失点を最小限に抑えたい気持ちは分かりますが、この科目に関しては深追いすることは禁物です。

基本的に、知識面のインプットは予備校のテキストに記載されている内容だけで充分で、マニアックな問題は解けなくても合否に大きな影響はありません。

インプットが終わったら問題集を解いて、分からなかった箇所だけを追加で押さえておくようにしましょう。

WC問題の勉強方法としては、ビジネスレターのテンプレートを暗記し、出題頻度の高い分野(内部統制の基本要素など)は英文ごと丸暗記することをおすすめします。

試験本番は時間があまり無いので、まず問題を開いたらビジネスレターのテンプレート(挨拶、序文、署名など)をひたすらタイピングしましょう。

WC問題は計3問あるかと思いますので、テンプレート部分は「Ctrl+C」と「Ctrl+V」で他の2問にもコピペしてください。

3つの大問は別々に採点されているようですので、気にせずに同じ内容をコピペでOKです。

その後、もし出題頻度の高い分野のヤマが当たればその文章をひたすらタイピングし、当たらなければ一生懸命ひねり出して解答してください。

WC対策として事前に出来ることはテンプレートの暗記ぐらいなもので、ヤマが当たる当たらないといった、運の要素にもある程度左右されます。

テンプレートをきちんと正確に暗記できているかの確認は必要ですが、問題集を使ってWCの問題演習にまで取り組む必要は無いと思います。

18ヶ月後に科目合格が失効してしまう可能性を極力小さくするために、運の要素が絡むBEC科目は出来るだけ早い段階で受験しておくことをお勧めします。

万が一の時に備え、受験可能回数を稼ぐためです。

まとめ

以上、USCPA試験のBEC科目の出題範囲や試験対策、学習方法についての解説でした。

BECのテキストや問題集のボリュームはそこまで多くありませんし、勉強する内容自体はとても楽しい科目ですので、頑張って試験対策を進めてください。

以下のページも合わせてご覧ください。
>>USCPA各科目の学習ボリューム・難易度について(FAR、BEC、AUD、REG)