このページでは、様々な種類の木の英語表記を紹介しています。
アジア原産の樹木は英語圏の人には馴染みが無いものも多いので、英語での表現を覚えておくと重宝します。
記憶しやすいものから覚えてみてくださいね。
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様々な種類の木の英語表記まとめ
アジサイ
⇒ hydrangea
梅雨のシーズンに白、紫色、青色の花を咲かせる低木ですね。
英語名は、水を意味する「hydro」に由来していると言われています。
アンズ
⇒ apricot
黄色い実のなる木で、ジャムなどによく使われますね。
中国のイメージが強いですが、原産地は中央アジアです。
イチジク
⇒ fig
漢字では「無花果」と書きます。
ケーキやタルトによく使われる、紫色の実のなる木ですね。
イチョウ
⇒ ginkgo
中国原産の樹木ですが「ginkgo」は日本語由来で、「銀杏⇒ぎんきょう⇒ginkyo」となるところをスペルミスして「ginkgo」になったと言われています。
意外なことに、イチョウはレッドリストの絶滅危惧種に指定されています。
ウメ
⇒ Japanese apricot
毎年2月から4月頃に花を咲かせる、縁起の良い樹木ですね。
「plum」という呼び方も広く使われていますが、厳密にはこれは誤りです。
オリーブ
⇒ olive
表記はそのまま「olive」なのですが、発音注意の単語です。
「アリヴ」と発音し、アクセントは「ア」の位置に来るので注意が必要です。
その他の要注意単語は以下のページにまとめております。
>>発音・アクセント・イントネーションを間違えやすい英語70選一覧まとめ!
カエデ
⇒ maple
カナダの国旗にも描かれている樹木ですね。
英語では、カエデもモミジも同じ「maple」と表現します。
カキ
⇒ persimmon
秋に橙色の実を付ける落葉樹です。
主に東アジアで栽培されており、中国、韓国、日本だけで世界の生産量の9割以上を占めます。
カシ
⇒ oak
英語圏ではカシとナラの区別は無く、どちらも「oak」と呼ばれます。
「オーク材」という言葉を聞いたことがあるがもしれませんが、主に家具や樽などに使われます。
カリン
⇒ Chinese quince
のど飴などで有名な黄色い実のなる中国原産の木です。
ちなみに、「Japanese quince」は「ボケ」という樹木を意味します。
キリ
⇒ paulownia
キリは軽くて火が付きにくいことから、家具などによく使われます。
政府の紋章や、パスポートの顔写真のページ、500円玉にも登場する樹木です。
キンカン
⇒ kumquat
ちょっと「キンカン」という発音に似ていますね。
中国原産で、「金橘」の広東語読みが「kumquat」の由来と言われています。
砂糖漬けや甘露煮で有名ですね。
キンモクセイ
⇒ fragrant olive
良い香りの橙色の小さな花をたくさん咲かせる樹木ですね。
英語名にも「香りの良い」という意味の「fragrant」という単語が使われています。
クスノキ
⇒ camphor
非常に大きいサイズまで成長するため、ご神木となっていることも多い樹木です。
クスノキの精油の主成分は樟脳であり、樟脳も英語で同じく「camphor」と言います。
クチナシ
⇒ gardenia
実が熟しても口が開かないことが、クチナシという名前の由来です。
将棋盤の足の部分もクチナシがモチーフになっており、勝負に口出しは無用という意味が込められています。
クヌギ
⇒ sawtooth oak
「oak」は、「カシ、ブナ」でしたね。
また、「sawtooth」は「のこぎりの歯」という意味です。
グミ
⇒ silverberry
グミの木にはお菓子のグミのような実がなりますが、お菓子のグミとは無関係です。
グミの木のグミはれっきとした日本語で、「茱萸」と書きます。
クリ
⇒ chestnut
クリのことをよく「マロン」と言いますが、この「marron」は英語ではなくフランス語です。
「marron」という呼称は有名ですが、通じないこともあるので注意しましょう。
クルミ
⇒ walnut
クルミは食用としてはもちろん有名ですが、実は木材の方も高い価値があります。
「ウォールナット」という名称で呼ばれており、マホガニー材やチーク材と共に、世界三大銘木に数えられています。
クワ
⇒ mulberry
カイコの餌として、古くから栽培されている樹木ですね。
「berry」という部分に違和感を感じるかもしれませんが、クワの木にはキイチゴのような実がなるため、「mulberry」と呼ばれています。
ゲッケイジュ
⇒ laurel
ゲッケイジュの葉と言えば「ローリエ」ですが、これはフランス語の「laurier」から来たものです。
英語では上の通り「ローレル」となりますが、これらは全く同じものを指します。
ケヤキ
⇒ zelkova
街路樹としてよく植えられていて、紅葉が綺麗な木ですね。
基本的に日本、中国、朝鮮といった東アジアに分布しています。
サクラ
⇒ cherry blossom
日本人には非常に馴染みの深い樹木ですね。
近年では「sakura」でも通じることが増えているようです。
ザクロ
⇒ pomegranate
ザクロのシロップのことは「グレナデンシロップ」と言います。
これらの語源は同じで、「グレナデン」と「granate」の部分のスペルが少し似ているかと思います。
サザンカ
⇒ sasanqua
サザンカは、秋から春にかけて綺麗な花を咲かせる木ですね。
この木は日本原産で、和名がそのまま英語名の由来になっています。
シラカバ
⇒ white birch
樹皮が白く、美しい木です。
アジアからヨーロッパの広い範囲に分布しています。
スギ
⇒ Japanese ceder
「ceder」という単語そのものは、針葉樹全般を広く表す言葉です。
なお、スギの花粉症は、「Japanese ceder pollen allergy」と言います。
チャノキ
⇒ tea plant
お茶の葉が生える木のことですね。
実は、分類学的にはツバキの仲間です。
ツツジ
⇒ azalea
学校帰りにツツジの花の蜜を吸ってた人も多いのではないでしょうか。
この「アザレア」という言葉は、日本でもお店の名前などによく使われていますね。
ツバキ
⇒ camellia
サザンカとよく似た樹木です。
見分け方としては、花びらがまとめて丸ごと落ちるのがツバキで、一枚ずつ落ちるのがサザンカです。
ナラ
⇒ oak
英語圏ではカシとナラの区別は無く、どちらも「oak」と呼ばれます。
ちなみに、カシは常緑樹で、ナラは落葉樹という違いがあります。
ハナミズキ
⇒ dogwood
北米原産の樹木で、アメリカへサクラを送った際のお返しにハナミズキが送られてきたことが、日本でも植えられるようになったきっかけです。
「dogwood」という名前は、樹皮を煎じたものを犬の皮膚病の薬として使用していたことが由来と言われています。
マツ
⇒ pine
もちろんパイナップル(pineapple)はマツの木に実るわけではありません。
果実の形が松ぼっくりに似ていることから、「pineapple」と名付けられました。
ヒノキ
⇒ Japanese cypress
日本ではメジャーな樹木ですが、世界では日本と台湾にしか分布していません。
加工が簡単で良い香りが長続きすることから、建築材として非常に人気があります。
ビワ
⇒ Japanese loquat
ビワは一口大の甘くて黄色い実がなる木ですね。
原産地は中国で、日本では四国や九州に自生しています。
フジ
⇒ Japanese wisteria
紫色の可愛い花を咲かせる、つる性の樹木です。
日差しの強いところを好むため、日陰の少ない公園などに多く分布しています。
ブナ
⇒ Japanese beech
日本においては、白神山地の原生林が有名ですね。
古くから紙の代わりに使われており、「book」という単語はこの「beech」が由来であると言われています。
ボタン
⇒ peony
中国原産で、美しい花を咲かせる木です。
ちなみに、英語ではボタンとシャクヤクを区別せず、どちらも「peony」と呼びます。
モミ
⇒ Japanese fir
クリスマスツリーの木として有名ですね。
大気汚染に敏感なため、市街地では生育しにくいと言われています。
モミジ
⇒ maple
秋になると葉が綺麗な赤色になる樹木ですね。
上でも紹介しましたが、英語ではカエデもモミジも同じ「maple」と表現します。
ヤシ
⇒ palm
暑い地域ではお馴染みの木ですね。
食用としても広く使われるパーム油は、アブラヤシの実から作られます。
ヤナギ
⇒ willow
ヤナギの仲間は世界中に分布し、広く親しまれています。
日本では一般的にシダレヤナギのことを指し、これは「weeping willow」と言います。
ユズ
⇒ yuzu citron
ほとんど日本でしか栽培されていない樹木です。
そのため、英語でもそのまま「yuzu」と呼びます。
まとめ
以上、様々な種類の木の英語表記を紹介してきましたが、いかがでしたか?
このページが皆さんのお役に立てば幸いです。
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