文系大学生の就活は「TOEIC」と「簿記」が有利な武器になる!

このページでは、文系学部の大学生の就活にスポットを当てていきます。

その中でも、「TOEIC」と「簿記検定」を武器にして就職活動を成功させ、社会人として高いレベルでキャリアを積み、高収入への道のりを歩んでいくための戦略について書いていきたいと思います。

まず、なぜ「英語」と「会計」なのか、という点から説明していきたいと思います。

文系大学生が「TOEIC」を就活の武器にすべき理由

まず第一の理由としては、英語は仕事に最も直結するスキルだからです。

急速にグローバル化が進む現代社会において、「英語ができない=仕事ができない」になりつつある分野が多くなってきています。

もちろん皆さんの大学での専攻科目は大切です。

これに力を入れることも大切かもしれませんが、文系の中でもメジャーな学部である経済学部や法学部ですら、社会人になってから大学の専攻を仕事にも活かせている社会人は一割にも満たないかと思います。

また、数値化された基準として、複数の学生を比較する際の尺度として使いやすいことも理由の1つです。

仮にあなたが面接官だったとしましょう。

あなたは総務部に配属するための社員を1名採用するように命じられているとします。

候補に残った2人の学生は、学歴は大体同じくらい、保有資格も難易度は大体同じくらい、面接の受け答えも双方とも概ね問題ありません。

このような状況下で、あなたならどちらの学生を選びますか?

なかなか骨の折れる問題です。

もしこれらの判断材料の他に、片方がTOEIC550点、もう片方がTOEIC600点という指標があった場合はどうでしょうか。

私ならば、TOEIC600点の学生を採用します。なぜなら後々上司から判断理由を求められたときに、客観的な尺度で判断したと説明できるからです。

就職活動においては、候補者同士を比較するための数値化された指標というものがなかなか存在しないのですが、TOEICであればほとんどの就活生が受験していますので、非常に客観的な数字の指標となります。

そのため、履歴書や面接でTOEICの点数を聞いてくる企業もかなり多いです。

3つ目の理由は、就職後のことになってしまいますが、海外赴任がしやすいことです。

ある程度英語が出来れば海外赴任の候補者に選ばれやすくなります。

多額の赴任手当も魅力的ですし、海外赴任は出世コースである会社も多いので、結果として将来的なキャリアアップ、収入アップに繋がります。

英語は社会人になってからも必要なので、どうせなら学生時代のうちから勉強しておきましょう。

TOEICについては、以下のページもご覧ください。
>>TOEICテストってどんな試験?TOEICを受験して英語力を確認しよう
>>TOEICの年齢別・国別平均スコアは?公式試験データをまとめてみた

文系大学生が「簿記検定」を就活の武器にすべき理由

次は、簿記検定を武器にすべき理由です。

英語はなんとなく分かるけど、なんで会計?と思われるかもしれませんね。

簿記を武器にすべき大きな理由は、会計は世界共通語だからです。

複式簿記のルールは世界共通です。

また、近年はIFRSという国際会計基準に合わせて世界各国の会計基準が標準化されていく流れにあります。

そのため、例えば1つの国で公認会計士(CPA)を取得すれば、他の国でも会計士としての業務を行うことができるような制度も作られています。

残念ながら日本の公認会計士は他国との互換性はありませんが、例えば、アメリカで公認会計士(USCPA)の資格を取得すれば、オーストラリア、カナダ、香港などなど、複数の国で会計士業務を行うことができます。

これは何を意味するのでしょうか。

会計の基本的なルールは世界共通ですので、日本から海外へ出向員として派遣されて現地のマネージャーとなる場合には、非常に仕事がやりやすくなります。

そういう意味では、会計は英語との親和性が高い分野になりますね。

しかし、例えば営業であれば国によって商習慣は異なりますので、どうしても日本人ではなく、その国の商習慣を熟知する現地の人間がマネジメントすることが多くなります。

そのため、会計の知識を持っていれば、海外へ赴任できる機会は格段に増えますし、結果として高いキャリアを積んで、多くの収入を得られる可能性は高くなります。

会計や簿記というと、机に座って電卓をカタカタ・・・というイメージが強いかと思いますが、それは古い考え方です。

そのような単純作業は既にコンピュータ化されているか、パートのおばちゃんの仕事です。

会計の専門知識を持って大手企業に経理として入社した大卒社員は、将来的には経営企画部門など、経営の中枢を担う花形部署に配置されることが多いです。

少なくとも私が勤務しているメーカーでは、一番の出世頭は経理で、その後に営業、商品開発、製造、と続きます。

そもそも、偉い人のことを「経営陣」と呼びますが、会計の考え方を知っていなければ、会社の経営は務まりません。

会社はお金を稼ぐための組織ですから、お金のことを知っている人間が上に立つのは当然とも言えます。

その点、日本の就活生はちょっと「営業職」に偏重しすぎているように思いますね。

逆に言うと就活における競争相手も少ないので、簿記検定を引っさげて経理としての入社を狙うのはかなりの穴場だったりもします。

企業によっては競争率が非常に低いので、この点も会計を武器とすべき理由の一つです。

文系大学生が就職活動開始までに身に付けておくべきスキルとは

以上、英語と会計を武器にすべき理由について説明してきました。

さて、就職活動本番までに、どのようにこれらのスキルを身に付けていけば良いのでしょうか。

英語と会計で他の就活生に差を付けようとするのであれば、

TOEICは「700点以上」
簿記検定は「日商簿記検定1級」

を取得しておくようにしましょう。

このラインに達していれば、東証一部上場の大手企業からも難なく内定を取ることができます。

リーマンショック後の就職氷河期の時でも特に問題はなかったので、比較的景気の良い現在であれば、もう少し低いラインでも十分高評価を得られるかと思います。

就職活動開始までに簿記1級とTOEIC700点を取るためのタイムスケジュールは、また別の機会に紹介しますので、ここではポイントだけ述べるようにします。

日商簿記1級の試験は年2回だけしか実施されませんが、TOEICの公開テストは年10回も実施されます。

そのため、まずは簿記検定を優先的に学習し、先に簿記1級を取得してしまいましょう。

その後、就活開始までにTOEICのスコアを上げられるところまで上げていく、という作戦がベストです。

まとめ

なぜ「英語」と「会計」なのか、という点について説明してきましたが、いかがでしたか?

このページをご覧の皆さんが就職活動に成功され、国際会計人としてご活躍されることをお祈りしております。

是非、以下の関連ページも参考にしてみてくださいね。
>>就活開始までに日商簿記1級とTOEIC700点を取るための学習計画
>>USCPA挑戦のススメ!英語を学びつつ米国公認会計士資格も取得しよう
>>BATIC(国際会計検定)受験のススメ!英文会計を身に付けよう!